ヤンキースが速球派右腕・ローゼンタールとマイナー契約

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日本時間8月21日、関係者がMLB公式サイトに伝えたところによると、ヤンキースはフリーエージェントのリリーフ右腕、トレバー・ローゼンタールとマイナー契約を結ぶことで合意に至ったようだ。MLBネットワークのジョン・ヘイマンが契約合意を最初に報じたが、現時点ではヤンキースからの正式発表は行われていない。

現在29歳のローゼンタールは、トミー・ジョン手術により昨季を全休したあと、昨年11月に1年700万ドルでナショナルズと契約。しかし、開幕からなかなかアウトが取れない状況が続き、12試合で6回1/3を投げて防御率22.74、WHIP3.63という壊滅的な成績に終わると、6月下旬にナショナルズを解雇された。

その後、タイガースにマイナー契約で加入し、日本時間7月16日にメジャー昇格。最初の8試合で3失点(自責点2)と投球内容には多少の改善が見られたが、日本時間8月8~9日の2試合で5失点を喫すると、まもなくDFAとなり、マイナー降格を拒否してフリーエージェントとなっていた。

右肘を壊してトミー・ジョン手術を受けるまでは、カージナルスの主力リリーバーとして活躍し、カージナルスでプレイした6シーズンでは合計325イニングを投げて防御率2.99、435奪三振をマーク。2014年に45セーブ、2015年には48セーブをマークし、100マイル超の速球を武器に、一時は球界トップクラスのクローザーとして活躍していた。

おそらく、ヤンキースはカージナルス時代の投球がよみがえる可能性に賭けて、ローゼンタールとマイナー契約を結ぶことを決断したのだろう。ヤンキースにとっては「ローリスク・ハイリターン」の動きであり、良い補強になったと言えるのではないだろうか。