室工大がロケット共同研究、大樹の企業と核心部開発へ

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 室蘭工業大学(空閑良壽(くが・よしかず)学長)と大樹町に本社を置く宇宙開発企業・インターステラテクノロジズ(IST、稲川貴大代表取締役社長)は21日午前、共同研究を始めたと発表した。同社が2022~23年度(令和4~5年度)に打ち上げを目指す超小型衛星打ち上げロケット・ZEROの核心部となるターボポンプの研究開発を進める。

 ターボポンプは低圧の燃料を高圧で出す装置。「衛星を軌道に投入するためには必要不可欠で、ロケットの性能を左右する」(同社)という。低コストなポンプの研究開発を進めるとともに人材の育成も目指す。

 札幌市内で記者会見が行われた。空閑学長は「中心的な役割を果たすのが本学の航空宇宙機システム研究センター。ISTとプロジェクトを進めていきたい」、稲川社長は「室工大にはこれまでも論文などでお世話になっている。技術的ハードルが高いのがターボポンプであり、一緒に共同研究をしていく」と語った。(有田太一郎)

【写真=共同研究について語る空閑学長(右)と稲川社長】