ヒーニーが14奪三振の快投 トラウトは自己新42号

【エンゼルス5-1レンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

敵地グローブライフ・パーク・イン・アーリントンで行われたレンジャーズとのダブルヘッダー第1戦、エンゼルスは先発のアンドリュー・ヒーニーが8回108球を投げて被安打4、奪三振14、無四球、失点1という素晴らしいピッチングを見せ、5対1でレンジャーズを破った。ヒーニーは1回裏一死一・二塁のピンチを無失点で切り抜けると、初回から8回まで毎回奪三振を記録し、自己最多の14奪三振。レンジャーズ打線を圧倒し、今季3勝目(3敗)をマークした。一方、レンジャーズ先発のジョー・パランボは、初回にマイク・トラウトの42号2ランなどで3点を失い、2回途中3安打3失点で降板。今季2敗目(0勝)となった。

トラウトの自己最多となる42号2ランなどで初回に3点を先制したエンゼルスは、ヒーニーが奪三振ショーを展開するなか、5回表にルイス・レンヒフォの5号2ランで2点を追加し、5点をリード。6回裏にヒーニーがウィリー・カルフーンに12号ソロを浴び、1点を返されたものの、試合の行方に大きな影響はなかった。エンゼルスの投手が無四球で14奪三振を記録するのは、1975年のフランク・タナナと2012年のダン・ヘイレンに続いて球団史上3人目の快挙。メジャー全体では今季7人目となった。なお、エンゼルスの大谷翔平は、ダブルヘッダーであることを考慮してベンチスタート。チームが終始優勢で試合を進めたこともあり、代打での出場機会は巡ってこなかった。

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