テレビ東京系では8月23日に、「たけしのニッポンのミカタ！」（金曜午後9：00）の2時間スペシャルを「下町から角界まで！真夏のスゴ技レジェンドSP」と題して放送。スタジオゲストに元横綱・貴乃花光司、おぎやはぎ・矢作兼、市川紗椰を迎え、スゴい技を持ったレジェンドたちを紹介する。
今年4月に放送10周年を迎え、取り上げてきた人物は1000人以上にのぼる同番組。今回、スタジオには発泡スチロールの箱（通称トロ箱）を手作業で驚異的な高さに積み上げるレジェンドが登場し、司会のビートたけしやゲストらも挑戦することになり、“相撲界のレジェンド”貴乃花VSビートたけしという、まさかのレジェンド対決が実現する。年齢を感じさせないたけしの動きを前に、貴乃花が驚異の身体能力を見せる。
また、スタジオトークでは、自分にとっての“レジェンド”を問われた貴乃花がたけしへの知られざる思いを激白。「たけしさんの映画が昔から大好き。私はたけちゃんマン世代で、テレビでそのイメージが強かったので、監督として映画を作られるとは全く想像していなかった。日本にこういう方がいらっしゃるのだと驚きました」と語り、そのストレートな言葉に、たけしも「ごっつぁんです」とはにかんだ笑顔を見せた。
また、ゲストの矢作は、レジェンドがレジェンドである条件は「リカバリー」ができることと自説を語る。「たけしさんはリカバリー率がすごい」と話を向けられ、たけしも「全部リカバリー（笑）。ゴルフならいいスコアで上がるべきで、どこを通ろうといいと思ってるから」と人生哲学を披露する。
神妙な表情で聞き入った貴乃花は「たけしさんのお話で、人生にはリカバリーが必要だと学びました。持って帰って実践したいと思います」と語るが、矢作はここで「今、貴乃花さんは、ゴルフで言えばなかなかのOB打ってますよ」とまさかの暴言。ところが、それを聞いた貴乃花は怒るどころか、他の番組で見せたことのないような驚きの笑顔を見せる意外な展開となる。
このほか、野人と呼ばれる天然食材ハンター、目にもとまらぬ速さ（0.5秒に1個）でチキンボールを作る達人、1日1万尾以上の冷凍サケを切り分ける職人、福岡のヤフオクドームの「花火師」と「ビールの売り子」、86歳にして現役で働く“鉄人双子姉妹”を紹介する。
