テレビ朝日系では、10月期の連続ドラマ「時効警察はじめました」（金曜午後11：15、開始日未定）のスタートに先駆け、9月29日に「時効警察・復活スペシャル」（午後9：00）を放送することに決まった。
同ドラマは、時効になった事件を“趣味”で捜査する男・霧山修一朗（オダギリジョー）が、名（迷）助手・三日月しずか（麻生久美子）と共に未解決事件の謎に挑むシュールな脱力系コメディーミステリー。SPでは、出向先のアメリカ・FBIから総武署の時効管理課に舞い戻ってきた霧山が、9年前に時効になった事件を“趣味”で捜査し、やがて“ある男と事件の関連性”を疑い始める。その男こそ、武田真治が演じる“71歳にして40代の肉体を持つ男”として人気沸騰中のタレント・美魔王藤原。設定やネーミングからして怪しい男を、武田が肉体美だけでなく持ち前のミステリアスな雰囲気も生かしながら演じる。
武田はオファーに、「“完璧に作られた世界観”のある『時効警察』に招待してもらえたことが信じられないくらいうれしくて…。おとぎの国から招待状が届いたような気持ちでした！」と喜び爆発。そして、役柄については「台本を読み進めるうちに、本当に生意気ながらも『これは自分がやるべき仕事だな』と思いました（笑）。もし別の役者さんがこの役を演じているのを僕が『時効警察』ファンとして見たら、相当悔しがっただろうなって思いますね」と長年コツコツと続けてきたトレーニングが導いた縁に感謝を述べた。
ほかに、菊地凛子が霧山と同時期に美魔王藤原の年齢詐称疑惑について調べるライター・九品仏さやか役、余貴美子が9年前に時効になった事件で亡くなった高校生の母親で、現在は消息不明の沢村加奈子役で事件をさらに謎めいたものにしていく。そして、「時効警察」第1シリーズで“口の臭いおまわりさん”とその弟を演じ、強烈なインパクトを残した笹野高史の登場も決まった。
