「エゾリス」の女の子!? 日ハムのマスコット「ポリーちゃん」の相関図

日ハムのマスコット「ポリーちゃん」【イラスト:出内テツオ】

ファイターズマスコットの紅一点! 北極星のようにキラリと光る存在感

 プロ野球という勝負の世界にありながら、愛くるしい振る舞いでチームとファンをつなぐ存在。それが、球団マスコットです。7月中旬に行われたオールスターゲームでは、両リーグのトップ選手たちが共演する一方で、12球団のマスコットも集結していました。来場した野球ファンはもちろん、SNSを通じてその様子を知り、球団マスコットの魅力にふれた人も多いのではないでしょうか。

 そんなあなたに、まだファン以外には知られていないけど、確実に魅力あふれるパ・リーグ球団マスコットをご紹介。第3回は日本ハムの『ポリーポラリス』です。ポリーによるコメントがいっぱいつまった「ポリー相関図」をお楽しみください。

 ポリーは、北海道に生息する「エゾリス」の女の子。フルネームの『ポリーポラリス』には、北海道の森で北極星が美しく輝く夜に誕生し、「世界を照らすような光り輝く存在になるように」という願いが込められています。

 ポリーがファイターズに加入したのは、北海道日本ハムファイターズ誕生10周年の2013年シーズン。一人っ子のポリーにとって幼なじみでお兄さんのような存在であり、当時のメインマスコットだった『B☆B』に誘われ、チームの仲間入りとなりました。

 グリーティングや特技のダンスでファンを楽しませるだけでなく、ボケもツッコミもできる表現・発想の豊かさがポリーの大きな魅力。チームの円陣に参加するなど、ファイターズナインをリラックスさせる様子は札幌ドームでよくある光景です。交流戦ではヤクルトの『つば九郎』や、中日の『ドアラ』といった猛者にもひけを取りませんでした。

 今季はメインマスコットであるキタキツネの『フレップ・ザ・フォックス』がパフォーマンス中に負傷。その窮地を救うべく、ポリーがビジター球場を訪問しました。フレップの思いを背負って懸命にチームを応援するポリーの姿に、ファイターズファンのみならず、相手チームのファンからも注目度が高まっています。

 ポリーに会いたくなったら、日本ハムの本拠地・札幌ドームへ。ポリーを含め、ファイターズのマスコットは開場から試合後まで、ファンとのふれ合いの時間を多く設けています。グリーティングでは気配りを欠かさないポリー。初めて会ったファン、常連さん、ビジターファンなど来場した全てのゲストが、ポリーに会うと笑顔になれるはずです。

 グラウンドではエネルギッシュに踊るポリーの姿を見ることができます。ファイターズ主催ゲームでおなじみ『Y.M.C.A.』のダンスタイムは、席で一緒に踊って楽しみましょう。(「パ・リーグ インサイト」菊地綾子)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

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