【K-1 KRUSH】マスクマン左右田がタイトル戦で“ランバージャック・デスマッチ”を要求!?

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スケッチブックでランバージャック・デスマッチをプレゼンしたマスクマン左右田

 8月31日(土)東京・後楽園ホールで開催される「K-1 KRUSH FIGHT.104」にて行われるスーパー・ライト級タイトルマッチで王者・鈴木勇人と対戦する挑戦者・左右田泰臣(31=第2代RISEスーパーライト級王者)が20日(水)所属する東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、公開練習を行った。

 左右田といえばK-1のマスクマンとしても定着してきており、この日もマスクを被って2分1Rでパンチのみのミット打ちを披露。キレのあるパンチを連発して好調ぶりをアピールした。

マスクをつけたまま公開練習でキレのあるパンチを打ち込む

 左右田は生粋のプロレスファンでプロレスラーは尊敬しかない存在という。
 マスクをつけたきっかけは2016年3月に山崎秀晃にKO負けし、3連敗となり、おまけに眼科底骨折で引退を考えたときだった。
 充電期間中にゲーオと共にタイに行くと「ゲーオの幼馴染がやっているジムはシャワーもなくてほとんど何も設備が整っていないジムだったのですが、逆にそれが僕には新鮮で良かった」と話した。純粋に日々を生きるタイの人々の姿に左右田は「なりたい自分になる」と決心。それでマスクを被るようになった。山崎に負け「あのとき左右田泰臣は終わった」とも。

 同年16年11月、8ヶ月ぶりにK-1に復帰した左右田はマスクを被ってリングインした。試合では当然マスクは外すのだが、完全になりたい自分になるという意気込みは伝わってきた。復帰戦では見事判定勝利。ひと皮むけたマスクマン左右田は復帰からこれまで9戦6勝(3KO)3敗と好調。3月のK-1で 松花征也に判定勝ちし、今回の8.31のタイトル戦に挑む。
 左右田には17年8月にKrushのタイトルマッチで延長2-1の僅差で王者・中澤純に敗れており、今回が2度目のKrushタイトル戦だ。

対戦する王者・鈴木(左)と左右田

 ここで左右田はおもむろにスケッチブックを取り出すと、タイトルマッチと共に“ランバージャック・デスマッチ”と書かれたイラストを披露。「去年7月大会で敗者髪切りマッチを実現させるために1年近く髪を切らず伸ばし続けてきたんですが、試合の前日にまさかの却下されるという事件が起こってしまって……そこから僕のモチベーションが前日にも関わらず一気に下がってしまった」と、過去に提案した敗者髪切りが却下されたことへの恨み節を吐く。

 続けて今回の試合はランバージャック・デスマッチとして提案。
「ランバージャック・デスマッチを知らない人も多いと思うので僕の方から説明させていただきます。試合中どちらかの選手がリング外に落ちた場合に、相手のセコンドにすぐにリングに戻されてしまう。すなわち場外エスケープ不可、リング上での完全決着戦ですね。このランバージャック・デスマッチを中村拓己プロデューサーに提案したいと思います」と中村プロデューサーに圧力。
 K-1やKRUSHなどキックボクシングは場外エスケープの例はほとんど見られないので、わざわざその新ルールを受け入れるとは考えにくいが、左右田の逃げない、立ち向かう覚悟としての決意としての表れだろう。却下されてもランバージャック・デスマッチの気持ちで挑んで欲しい。

 最後に「今回しっかり僕がベルトを獲って新しいチャンピオンになって、K-1 JAPAN GROUPの皆様に新しい景色をお見せします。さらにKRUSHのベルトを持ったまま、K-1のベルトを巻いて二冠王になりたいと思います。あとはこのランバージャック・デスマッチが採用されるかどうか、当日までお楽しみにしてください」と期待させた。