「横浜市民が決めること」 IR誘致めぐり、横須賀市の上地市長

上地市長=横須賀市役所

 横須賀市の上地克明市長は21日の定例会見で、横浜市がカジノを含む統合型リゾート施設(IR)を誘致する方針を固めたとの報道について「決断したことなら、ぜひ頑張ってほしい」と林文子市長にエールを送りつつ、「最終的には横浜市民が決めること」との考えを示した。

 誘致の是非について、一般論として「あってもしかるべき」とした上で、「時代背景や地域事情などによって違う。横須賀では全然考えていない」とした。

 隣接市としてIRが整備された場合の影響については「今のところ、考えられない」としつつ、「私はプラス思考。横須賀に良い影響になるよう考えないといけない」と述べた。

 一方、2年前の市長選で自らの議員選対最高顧問を務めた地元選出の小泉進次郎氏(衆院11区)の結婚について「全く寝耳に水。青天のへきれき」とコメント。「ストイックだし、政治一筋だから結婚できるのかなと思っていた。私も(小泉氏とは)結婚の話はタブーにしていた」と明かした。

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