Sの穴埋めに自信のチャージャーズ

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ロサンゼルス・チャージャーズのエイドリアン・フィリップス【AP Photo/Carolyn Kaster】

ダイナミックなセーフティ(S)であるダーウィン・ジェームズが今週に足の手術を受け、3カ月は戦線を離れる見込みであることから、ロサンゼルス・チャージャーズは他に代えがたいSの代役を探さなければならない。

ひとまずのプランとしてはベテランSのエイドリアン・フィリップスがジェームズの役割を引き継ぐというものがある。プロ6年目のフィリップスはキャリアのすべてをチャージャーズで過ごしており、ジェームズになろうと試みることが起こり得ないのは分かっている。フィリップスはフィリップスなのだ。

フィリップスは現地20日(火)に「ダーウィンが果たしていた役割になろうとしてこのポジションの代役をするんじゃない」と『L.A. Times(L.A.タイムズ)』に語っている。

「俺はキャリアの中で多くのスナップをプレーしてきた。去年も多くのスナップをプレーした。俺たちはプレーオフに進み、たくさんのプレーができた」

「だから、ダーウィンの代わりをやろうなんて考えることはない。“道にちょっとしたデコボコがあるぞ。これをやっつけて・・・進み続けよう”と、そんな感じさ。誰かの代役をやろうとか、誰かがやってきたことに匹敵するようにやろうとか思い始めると、そこから悪いことが起こり始める」

トリュフ豚が土中からトリュフを見つけるがごとくボールを探し当てられるディフェンダーであるジェームズのようなプレーメーカーに代役を据えられるチームなどない。

ジェームズの離脱によって生じた大きな穴を、チャージャーズは多くの選手で埋めていくだろう。フィリップスの仕事が増加するのに伴い、他の選手たちを起用することでチームは負荷を調整していく。既にレイショウン・ジェンキンスの先発が予定されており、複数のスポットでプレーできるデズモンド・キングやジェイレン・ワトキンスの登場もあるかもしれない。ルーキーのナシル・アダレイが補佐の筆頭候補だが、トレーニングキャンプの大部分を欠席する原因となったハムストリングの負傷で今も現場を離れている。

チームにとって不幸中の幸いだったのは、バックエンドに多面的な選手の一団を雇っており、少なくともジェームズの長い不在をいくらかカバーできることだ。

フィリップスは「ああいったタイプのやつらが望まれているんだ。彼らが求めているのはああいうタイプの、いろいろなポジションがプレーできる選手。だから、兄弟たちの誰かがああいうふうに倒れれば、誰かをそこに配置して進めていける」と話している。

昨シーズンのプレーオフでチャージャーズはディフェンシブバック(DB)を7人置く作戦でボルティモア・レイブンズを惑わせた。これは一部にはラインバッカー(LB)の負傷を軽減するために起用された選手たちだった。守備コーディネーター(DC)ガス・ブラッドリーにそのようなプランを可能にさせたのと同様の柔軟性が、最もダイナミックなプレーメーカーをしばらく欠くことになるチャージャーズディフェンス陣を救うことだろう。

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