好きなことを自由に表現-。コスプレや漫画、アニメの同人誌即売など、サブカルチャーをテーマにしたイベント「サブカルも上々!」(実行委主催、長崎新聞社など後援)が18日、長崎市淵町の三菱重工総合体育館で開かれ、若者を中心に約千人の人出でにぎわった。
長崎県内で定期的に同人誌即売会を開いている団体「気分は上々」(小松玲奈代表)と長崎南ライオンズクラブ(坂上隆弘会長)が協力し、実行委を組織。サブカルを地域活性化などに生かそうと初めて実施した。
約80団体がそれぞれブースを設け、自主制作のアニメグッズやアクセサリーなどを展示販売。来場者らは会場を巡り、気に入った商品を買い求めていた。若者らでつくるラップグループのパフォーマンスやキャンドル作り、染め物体験のワークショップも好評だった。
コスプレを体験できるコーナーもあり、若い女性らがアニメのキャラクターなどの衣装をレンタル。プロの美容師からメークを施してもらい、ポーズを決めて写真に納まっていた。初めてコスプレに挑戦したという東彼川棚町の女性会社員(23)は「普段とは違う自分に“変身”できて驚いた」と笑顔で話した。
小松代表は「サブカルイベントを手掛けて今回で100回目。他県からも来場がありうれしい。県内にもいろんな趣味を楽しんでいる若者がいることを知ってほしい」と話した。
坂上会長は「大人が若者の声を聞いて、彼らが住みやすい町づくりをしていくのが大切」と述べた。
長崎「サブカルも上々!」 コスプレ体験など 若者ら1000人にぎわう
- Published
- 2019/08/22 10:29 (JST)
- Updated
- 2019/08/22 12:29 (JST)
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