レンジャーズがまたもサヨナラ勝ち 大谷は代打で凡退

【エンゼルス7-8xレンジャーズ】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

レンジャーズが、6回終了時点での3点ビハインドをひっくり返し、3日連続となるサヨナラ勝ちを収めた。3点ビハインドの7回裏にハンター・ペンスの2点タイムリーで1点差に詰め寄ったレンジャーズは、8回裏に秋信守(チュ・シンス)がライトへのタイムリーを放って7対7の同点。そして、9回裏はエルビス・アンドルースのヒットと2つの暴投で無死満塁のチャンスを迎え、再びペンスがタイムリーを放って、劇的なサヨナラ勝ちとなった。レンジャーズ3番手のジョナサン・ヘルナンデスが、メジャーデビュー戦で2回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せ、メジャー初勝利をマーク。エンゼルスは、7番手のトレバー・ケーヒルが今季8敗目(3勝)を喫した。

レンジャーズは、本拠地グローブライフ・パーク・イン・アーリントンでのエンゼルス4連戦(2日目はダブルヘッダー)を3勝1敗の勝ち越しで終えたが、白星はいずれもサヨナラ勝ちによるものだった。クリス・ウッドワード監督は「クラブハウスにはたくさんのエネルギーが溢れている」と語り、チームの状態が良いことを明言。その勢いのままに、3日連続のサヨナラ勝ちを収めた。なお、前日のダブルヘッダーで合計20イニングにわたって守備に就いたマイク・トラウトが指名打者に入ったため、エンゼルスの大谷翔平はベンチスタートに。7対7の同点で迎えた9回表一死一塁の場面で、ウィルフレッド・トバーの代打として登場したが、新人ヘルナンデスの前にセンターフライに倒れ、連続試合安打は11でストップした(打率.306)。

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