広島山口、制球乱れ3連続四球で痛打… 2回3失点KOに「何をやってきたのか…悔いが残る」

広島・山口翔【写真:荒川祐史】

佐々岡コーチからは厳しい言葉「毎度、同じ失敗をしている、心が弱い」

■ヤクルト 8-4 広島(22日・マツダスタジアム)

 広島の山口翔投手が22日、本拠地でのヤクルト戦に先発し2回3失点で今季3敗目を喫した。7月9日対中日戦以来の1軍マウンドで結果を残せず試合後は「(2軍で)何をやってきたのか……。悔いが残る」と肩を落とした。

 山口は初回に1死一、二塁のピンチを背負ったがバレンティン、雄平を連続三振に仕留め無失点。だが、2回は先頭の村上に先制ソロを浴びると2死走者なしから3連続四球で満塁のピンチを背負い山田哲に左前へ2点適時打を浴びこの回一挙3失点で降板となった。

 ベンチに戻ると佐々岡コーチから「毎度、同じ失敗をしている、心が弱い」と厳しい表情で叱責された。6月21日のオリックス戦では緒方監督から“公開説教”を受け、前回登板の7月9日ヤクルト戦では1回3失点KOで2軍降格。山口自身も「(2軍で)何をやってきたのか……。悔いが残る」と唇をかんだ。

 5月30日のヤクルト戦では7回1安打無失点の快投でプロ初勝利を挙げたが、その後は2軍降格も経験。これで5試合連続で白星から遠ざかる高卒2年目右腕が試練の時を迎えた。(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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