ラスベガス・サンズ、大阪での統合型リゾート開発を断念 東京・横浜に注力

ラスベガス・サンズは、大阪でのカジノを含む統合型リゾート(IR)の開発を断念すると発表した。

東京と横浜での開発の機会に注力する計画。きょう8月22日には、横浜市がIRの誘致を進める考えを示していた。

シェルドン・G・アデルソン会長兼CEOは、「過去数年にわたり、大阪に世界水準の統合型リゾートを建設する可能性について大阪市との話し合いを重ねてまいりました。大阪の人々と大阪市から示された熱意に感謝すると共に、2025年万博とその他の計画中のプロジェクトが大きな成功を収めることをお祈りします。長年にわたる戦略とそれを達成してきた実績に沿い、ラスベガス・サンズはマカオ、シンガポール、およびラスベガスですでに展開しているポートフォリオに大きな再投資を行い、配当と株式買戻しプログラムを通じて株主の皆様に還元し、また業界をリードする対投資リターンを維持することのできる新たな開発機会を追求することによって有機的な成長を推進する計画です。東京と横浜への投資はまさにこれを実現するための最善の機会であると考えています」とコメントした。

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