総括判断据え置き 6月北陸経済動向

 中部経済産業局電力・ガス事業北陸支局は21日、6月の指標を中心とする北陸地域の総合経済動向を発表し、総括判断と主要の全6指標を据え置いた。

 総括判断は5カ月連続で「一部に弱い動きがみられるものの、改善している」とした。判断根拠となる指標の「生産」は、電子部品・デバイス工業の生産指数が低調なことから、6カ月連続で「高水準で推移しているものの、一部に弱い動きがみられる」と判断した。

 「個人消費」はスーパーやドラッグストアなど主要小売り6業態の販売額合計が28カ月連続で前年同月を上回り、判断を13カ月連続で「持ち直し」とした。

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