豪雨災害復興を支援 川崎アゼリアで愛媛物産展26日まで

大勢の来場者でにぎわう「愛媛フェア」=川崎市川崎区の川崎アゼリア

 昨年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた愛媛県の復興を支援する物産展「愛のくに 愛顔(えがお)あふれる『愛媛フェア』」が22日、川崎市川崎区の川崎アゼリアで始まった。26日まで。

 特産品の販売コーナーには、愛媛産のかんきつ類を使用したジュースや銘菓、今治タオル、水産加工品など約230品目が並ぶ。豪雨による愛媛県内の被害を伝えようと、愛媛新聞社が提供したパネル写真も会場内に展示された。

 同県の担当者は「災害から1年たつが、まだ完全な復興は果たしていない。被災された生産者支援のためにも足を運んでいただけたら」と来場を呼び掛けている。

 タコの珍味を購入した主婦中山十四江さん(80)=川崎市川崎区=は「地方のおいしいものを食べて、それが役に立つのであれば大変いいことだと思います」と話していた。

 午前10時から午後8時まで(最終日は午後6時まで)。24、25日は千円以上の購入者を対象に、先着100人限定の抽選大会を実施。愛媛県のアンテナショップで使える商品券や食事券などが当たるという。

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