【保存版】沖縄観光におすすめ!絶対外せない沖縄の人気スポット40選

国内からの旅先として非常に人気が高い沖縄。青い海や豊かな自然、独自の文化やグルメなどがある、魅力あふれる南の島です。今回はそんな沖縄でおすすめのスポットをご紹介。定番から穴場まで40カ所を厳選しました。

沖縄ってどんなところ?

本州と台湾の間、東シナ海に浮かぶ日本最南端の県。県庁所在地の那覇市がある本島を中心に、東西に1,000km、南北に400kmに分布する多くの島々で構成されています。
亜熱帯地方で、年間を通して温暖。サンゴ礁に囲まれた島とエメラルドグリーンの海、太古の自然を残す亜熱帯の森など自然を感じられるスポットが豊富です。日本の他の地域とは異なる独特の文化も見どころ。
本島へは、全国各地や台湾、中国、韓国から直行便が就航。鹿児島からはフェリーも運航しています。離島へは、本島・泊港から出ている船などでアクセス可能。那覇空港からの直行便で行ける島もあります。
今回はそんな沖縄を5つのエリアに分類。各エリアでの「するべきこと」や「おすすめスポット」をご紹介します。

沖縄の天気

南国のイメージのある沖縄ですが、梅雨や台風の多いシーズンもあります。沖縄の天候を知って、旅行の計画に役立ててくださいね。
まず平均気温ですが、最も低い1月で17℃、最も高い7、8月で29℃となっています。一年を通じて暖かく、3月下旬から4月にかけて海水浴場がオープンしていきます。4月から9月頃までは熱中症や日焼けの対策もしてください。
5月から6月下旬にかけてが梅雨に当たり、雨の日が多くなります。台風は5月から11月頃にかけて多く、特に8月から10月は規模の大きい台風が来る可能性が高いです。
ただし、沖縄は亜熱帯の気候に属しているので、気候の良い時期で晴れていてもスコールのような突然の大雨に見舞われるかもしれません。その場合はすぐに雨が止むので、観光への影響はそれほどないでしょう。

沖縄の電車・バス・レンタカー事情

沖縄には電車がありませんが、那覇空港駅から首里城のある首里駅までを結ぶ沖縄都市モノレール(ゆいレール)があり、地元住民だけでなく観光客も利用しています。ただし、沖縄の観光スポットは本島に点在しているので、モノレールだけではカバーしきれません。路線バスもありますが、路線バスの交通網を把握していない観光客は迷う心配もありますよね。
その場合、おすすめしたいのは観光バス会社が企画しているバスツアー!主要な観光スポットをバスツアーで訪れて、ツアーでカバーできない場所だけタクシーを利用すれば、料金も安く済みますよ。
レンタカーを活用する場合には、沖縄はとても渋滞が多いので時間に余裕を持った計画を立てましょう。特に朝夕の通勤ラッシュや週末の渋滞は覚悟が必要です。また、レンタカーを借りる人が多いため、貸し出しが完了するまで1時間から1時間30分程度かかると思っておきましょう。

沖縄本島・北部エリア

沖縄本島北部は、国頭村から恩納村にあたります。その中でも見どころは、世界遺産に登録された城跡などで人気の「本部半島」、沖縄美ら海水族館や大型リゾートホテルや人気レジャー施設が点在する「西海岸」、希少な動植物が生息する「やんばる(『山々が連なり、森が広がる地域』という意味)」の3エリアです。
本島最北端の辺戸岬は、那覇空港から車で約3時間、西海岸にある万座毛は、那覇空港から車で約1時間でアクセスできます。

今帰仁城跡を散策

本部半島エリアの今帰仁村にある城跡。世界遺産にも登録された歴史的価値のあるスポットです。最大の特徴は、城を囲む石垣の美しさ。最も古い手法で造られており、その荒削りな様子と、地形を巧みに利用した曲線美の対比が印象的です。
外郭を含めて7つの郭からなり、その総面積は県内最大規模の首里城とほぼ同じ。かつて存在した独立国家・琉球王国の役人や、それ以前に本島北部を支配下としていた山北(北山)王の居城とされていました。

観覧料:一般400円、小中高生300円、小学生未満無料

沖縄美ら海水族館を訪れる

豊かな自然と、歴史文化体験やイルカたちとのふれあいが楽しめる海洋博公園。その敷地内にある沖縄随一の人気スポットです。
「美ら海(ちゅらうみ)」とは、沖縄の方言で「美しい海」という意味。太陽の光が降り注ぐ「サンゴの海」水槽や、世界最大の魚・ジンベエザメ、世界で初めて繁殖に成功したナンヨウマンタが見られる大水槽「黒潮の海」、沖縄の深海を再現した「深層の海」水槽など、神秘に満ちた沖縄の海の世界が満喫できます。

入館料:一般1,850円、高校生1,230円、小中学生610円

慶佐次川でマングローブカヌーを体験

亜熱帯の森が広がる「やんばる」を訪れたらぜひ見ておきたいのが、国の天然記念物に指定されているマングローブ群落(ヒルギ林)。慶佐次川の下流にあり、その面積は約10ヘクタールと沖縄本島で最大級。
遊歩道を散策したり、展望台から景色を楽しむこともできますが、よりおすすめなのが専門ガイドと一緒にカヌーで漕ぎ進む探検ツアー。ダイナミックな自然を間近に感じることができます。

料金例(2時間半コース):一般6,000円、小学生4,500円、幼児2,500円(いずれも税込)

古宇利ビーチで美しい海を見る

本島から橋を渡ってアクセスできる離島・古宇利島。その橋のたもとに広がる「古宇利ビーチ」は、白い砂浜とエメラルドグリーンに輝く海の対比が美しく、観光客にも人気のスポット。
遠浅なので、小さな子ども連れの家族も安心して海水浴を楽しむことができます。周辺には、売店や飲食店、シャワーやトイレなどの設備も充実。階段で橋の上まで上がって、景色を一望することもできます。

万座毛で絶景を楽しむ

隆起サンゴ礁の断崖上に天然芝が広がる景勝地「万座毛」。その名は「万人を座するに足る」と賞賛されたことに由来。草原の先に広がる海の眺望が美しく、絶景スポットとして知られています。
なかでも、象に似た形の岩が見える場所は絶好の撮影ポイント。海中のサンゴ礁が見えるほど、透明度の高いきれいな海も見どころです。目を凝らすと、色とりどりの魚の泳ぐ姿が見えることも。

真栄田岬の青の洞窟で体験ダイビング

東シナ海を一望できる「真栄田岬」。周辺の海は透明度が高く熱帯魚も多いため、県内有数のダイビング・シュノーケリングスポットとして人気を集めています。
「青の洞窟」は海水の浸食によってできた洞窟で、内部の海面が太陽光の反射によって青く輝く神秘的なスポット。ダイビングツアー(ガイド貸切10,000円前後〜)に参加するなら、より一層美しく輝く早朝〜午前中がおすすめです。体験ダイビングはライセンスがなくても参加OK。レクチャーが受けられるので初心者でも安心です。

琉球村でさまざまな沖縄体験をする

恩納村にある「琉球村」は、工芸、舞踊など、沖縄の伝統文化を体験できるテーマパーク。園内の移築された古民家の多くは、築100年以上。国の登録有形文化財(建造物)に登録されています。
伝統的な染色技法・紅型(2,000円)や織物(1,000円〜)、伝統菓子・サーターアンダギー作り(1,500円)など、体験メニューも豊富。琉球村の目玉ともいえる、「道ジュネー(1日2回開催)」では、沖縄の年中行事に見られる伝統芸能をパレード形式で紹介してくれます。

入場料:一般1,200円、小人600円

沖縄本島・中南部エリア

沖縄本島中部は多彩な文化に出合えるエリア。北谷町を中心に米軍基地が点在しており、アメリカと沖縄の「チャンプルー(沖縄の方言でごちゃまぜという意味)」文化が発展しています。
南部には県庁所在地・那覇市のように都会的な雰囲気の都市がある一方で、琉球王国の首都・首里のような歴史的スポットも残っているのが特徴。太平洋戦争末期、住民を巻き込んだ地上戦の舞台となったことから、その悲惨さを伝え、平和を考えるための施設も多数あります。
那覇市内の移動は、空港と都市部を結ぶモノレール「ゆいレール」がおすすめ。那覇空港から中部の東海岸にある「海中道路」までは車で約75分。最南部の「平和記念公園」へは約30分でアクセスできます。

うるまの海中道路をドライブ

うるま市の東海岸・与勝半島から4つの離島を繋ぐ橋「海中道路」。道の両側にはエメラルドブルーの海が広がり、晴れた日には爽快な気分でドライブが楽しめます。橋の中ほどには、「海の駅あやはし館」があり地元の特産品やみやげ物の購入が可能。一面に広がる海を見渡しながら、海の幸を味わうこともできます。

伊計ビーチで海水浴する

海中道路で繋がる離島・伊計島。本島から北東約11kmにある小さな島で、伊計大橋を渡ってすぐの場所に「伊計ビーチ」があります。海水浴はもちろん、多彩なアクティビティも楽しめるとあって、地元の人にも人気のスポットです。
ビーチは入江状になっているため波が立ちにくく、潮の干満を気にすることなく遊泳可能。水深が急に深くなるところもあるので、小さなお子さん連れは注意してくださいね。売店やシャワー、更衣室などの設備も充実。バーベキューを楽しむこともできます。

施設利用料(日帰り):一般(中学生以上)400円、子供300円、4歳以下無料

果報バンタから太平洋を一望

「果報バンタ」も海中道路を渡ってアクセスできる絶景スポットで、数少ない穴場のひとつ。離島・宮城島の「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」敷地内にあり、工場の営業時間内(9:00 am - 5:30 pm)なら自由に見学可能です。
バンタとは沖縄の方言で「崖」という意味で、約120mの崖の上から海と岬の織りなす美しい風景を堪能できます。ここを訪れるなら、晴れた日のお昼頃がおすすめ。太陽が真上にある時間帯に最もきれいな景色が楽しめます。

勝連城跡を訪れる

「勝連城跡」は、世界遺産に登録されている城(グスク)のなかで最古のもの。海を見下ろす小高い丘の上にあり、自然の断崖を利用した難攻不落の城であったといわれています。
城を囲むのは、優雅な曲線を描く美しい石垣。標高約100mの頂上にある一の曲輪からは、南に中城湾、東に海中道路を望む大パノラマが楽しめることでも人気です。

国際通りを散策

那覇市のショッピングストリート「国際通り」は、旅行者のほとんどが訪れるスポット。全長約1.6kmの通りの両側に、みやげ物店のほか、デパートや宿泊施設、レストラン、雑貨や洋服を扱うショップなど、約600もの店舗が軒を連ねており、店を見て歩くだけでも楽しむことができます。

第一牧志公設市場で沖縄の「食」を満喫

国際通りを散策するなら、ぜひ訪れてほしいのが「第一牧志公設市場」。沖縄の食文化に欠かせない食材が集まる市場です。たとえば、近海で獲れた色鮮やかな魚や、豚の足(テビチ)や豚の顔の皮(チラガー)、島豆腐など。市場外のアーケードにも、県産野菜やフルーツ、お酒などが並んでいます。
2階にある食堂では、市場で買った食材を有料で調理してくれるので、気になる食材を買ってチャレンジしてみては?

首里城を訪れる

中国や日本、東南アジアとの交易により、独自の文化を形成した琉球王国。その政治・外交・文化の中心として栄華を誇ったのが「首里城」です。
当時の建物は焼失してしまいましたが、城跡は首里城公園として復元。琉球王国最大の建造物「正殿」や荘厳な城門「守礼門」など、鮮やかな朱色に彩られた姿は、現在の沖縄のシンボルとなっています。

入館料:一般820円、高校生620円、小中学生310円

識名園の趣ある庭園を散策

首里城から約2km南に位置する「識名園」は、1799年に創建された琉球王家の別邸。中国・日本・琉球の様式を取り入れた庭園の形式は、近世日本の大名が好んでつくった回遊式庭園。大小2つの中島が浮かぶ池を中心に、中国風東屋「六角堂」やアーチ橋、赤瓦葺きの琉球伝統家屋「御殿」があり、池のまわりを散策して楽しむことができます。

観覧料:一般400円、中学生以下200円

ニライカナイ橋をドライブ!

南城市知念の国道331号線を走っていると山側に見えてくる「ニライカナイ橋」。海に向かって大きくカーブを描いており、空と海が交わる美しい風景を見ながらドライブが楽しめます。
高低差のある橋を頂上付近まで走るとトンネルがあり、その上にある展望所からの景色は圧巻です。ニライカナイ(海の彼方や海底にあると信じられている理想郷)の名にふさわしい絶景が一望できます。午前中は逆光なので、晴れた日の11:00 am - 3:00 pm頃に訪れるのがベスト。

知念岬公園でパノラマビューを楽しむ

東海岸から太平洋に突出する「知念岬」は、知る人ぞ知る穴場スポット。沖縄らしい赤瓦屋根の東屋などが設けられた公園となっており、心地よい海風に吹かれながら、眼下に広がる海のパノラマが堪能できます。その美しさは、本島南部でもトップクラス。ニライカナイ橋からも近いので、あわせて訪れるのがおすすめです。

斎場御嶽を訪れる

世界文化遺産のひとつである「斎場御嶽」は、沖縄の精神文化に触れられるスポット。原始の森のなかにある聖域で、現在も祈りの場として人々に大切に守られている場所です。
沖縄には、海の彼方・ニライカナイからやってきた創造神・アマミキヨによる国づくりの神話があります。それに基づく信仰における聖なる空間を「御嶽」と呼び、県内各所に残るなかでも「斎場御嶽」は、琉球王国で最も格が高い聖地と言われています。生い茂る樹木やむきだしの岩に囲まれており、神秘的な雰囲気に満ちています。

入館料:一般300円、小人150円

平和祈念公園を訪れる

沖縄戦終焉の地となった糸満市摩文仁の丘を南に望む「平和祈念公園」。海岸線を眺望できる台地に約40ヘクタールもの広大な敷地が広がる美しい公園で、戦没者への慰霊を捧げるとともに、平和の尊さを感じることができます。
「鎮魂、祈り、平和」をテーマにした園内には、沖縄戦の写真や遺品を展示する資料館(常設展示室観覧料:一般300円)や亡くなったすべての人々の名を刻んだ「平和の礎」、墓苑や慰霊塔などが点在。芝生でピクニックを楽しむなど、地元の人の憩いの場としても利用されています。

おきなわワールドの玉泉洞を見る

歴史や文化、自然など、沖縄の魅力をまるごと体感できる「おきなわワールド」。琉球王国時代の町並みを再現したエリアや、熱帯果樹を栽培するフルーツ園、エイサーやハブのショーなど、見どころ満載のテーマパークです。
なかでも、東洋で最も美しい鍾乳洞といわれる「玉泉洞」は必見。約30万年の年月をかけて形成されたもので、鍾乳石の数は国内最多の100万本以上。全長も約5kmと国内最大級を誇ります。※現在は890mを公開

入園料(フリーパス):一般1,650円、小人830円(いずれも税込)

ガンガラーの谷で自然の神秘を感じる

おきなわワールドの近くには、自然の神秘が感じられる「ガンガラーの谷」があります。数十万年前までは鍾乳洞だった場所が崩れてできた亜熱帯の森。太古からこの地に息づく豊かな自然と出合えるスポットです。
専任ガイドとともに歩くツアー(前日までに要予約)以外での入場は不可。森の中の歩道約1kmを歩きながら、珍しい動植物や地形、洞窟などを見ることができます。所要時間は約1時間20分。英語・中国語・韓国語の音声ガイダンス貸し出しもあります。

ツアー料金:一般2,200円、高校・専門・大学生1,700円

美浜アメリカンビレッジでショッピング

「美浜アメリカンビレッジ」は、地元の若者に人気のエリア。カジュアルファッションのお店やインポートマーケットなど個性的なショップのほか、アミューズメント施設やレストラン、カフェなどが集まっています。
美しい夕日が見られるビーチも近くにあり、レジャーとショッピングが一度に楽しめるのも魅力。エリアのシンボル・大観覧車(一般600円、小人300円)からは、季節や時間によって表情を変える街の景色が一望できます。

伝統芸能エイサーを見る

「エイサー」とは、旧暦のお盆(旧暦7月13日〜15日)最終日に、沖縄各地で行われる伝統的な踊りのこと。現世にお迎えしていた先祖の霊をあの世へ送り出すための年中行事で、隊列を組み、歌や太鼓の音に合わせて練り歩きます。県内のテーマパークなどで年間を通して見ることができますが、せっかくなら古来の姿が受け継がれる、うるま市の「伝統エイサー」を見学してみては?
旧盆最終日の夜、市内各地で行われるほか、旧盆が開けた後には「うるま市エイサーまつり※」も開催。地域によって型の異なるエイサーが一堂に会し、ダイナミックな演舞を披露してくれます。2019年は、8月30日(金)に前夜祭、8月31日(土)〜9月1日(日)に本まつりが開催されます。

※画像は那覇市でのエイサー祭りのものです

沖縄そばを食べる

沖縄グルメの定番といえば「沖縄そば」。小麦粉と塩、かん水でつくられた麺を使った料理で、具材は豚バラ肉、かまぼこ(白身魚をすりつぶした加工食品)、紅ショウガ、ネギなどが基本。ソーキ(豚のあばら肉)や、てびち(豚足)、フーチバー(ヨモギ)などがトッピングされることもあります。スープは豚骨やカツオ節からとったダシを用いるのが一般的。専門店のほか、沖縄料理のお店などでも食べることができます。

沖縄アグー豚料理を堪能する

沖縄固有種である「沖縄アグー豚」もおすすめ。その肉質は、きめ細かく柔らか。口溶けのよい脂に、芳醇な旨味と甘さが感じられるブランド豚です。
定番のしゃぶしゃぶ(煮立たせた出汁に薄切り肉をさっとくぐらせ、タレをつけて食べる日本の鍋料理)を味わうなら「食彩酒房 まつもと」。自家製ポン酢やピリ辛のシークヮーサー胡椒(シークヮーサー、青唐辛子などを使った調味料)が、アグー豚の味わいを引き立ててくれます。平均予算は6,000円。事前予約がベター。

※画像はイメージです

沖縄アウトレットモール あしびなーでショッピング

沖縄唯一のアウトレットが「沖縄アウトレットモール あしびなー」!那覇空港からのアクセスが良いので、旅行初日や最終日にたっぷり買い物を楽しんでもいいですね。
モール内には、ハイブランドやカジュアルブランドのファッション、スポーツウェア、家電量販店、さらに100円ショップまでそろっています。水着を持ってこなかったけれど、沖縄のきれいな海で泳いでみたくなった!という方には、一年中水着を売っている「PEAK & PINE」というお店もありますよ。

丘を取り囲むように城壁を巡らした中城城跡を見学する

2000年12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録された「中城城(なかぐすくじょう)」は、14世紀中頃に作られ、その後数世代にわたって増築された歴史的遺構です。
いくつかの史跡の中でも、ぜひ見ておきたいのは「一の郭」の門や、海を見下ろせる「二の郭」「三の郭」。高台にあるので、晴れた日には吹き抜ける風が気持ちよく、歴史を感じる美しい石積みや沖縄の海を眺められるフォトジェニックなスポットとしても注目されています。

入場料:一般400円、中・高校生300円、小学生200円

壺屋やちむん通りでお気に入りの陶器を買う

観光スポットとしても人気のある「壺屋やちむん通り」は、石畳や沖縄らしい建物からノスタルジックな雰囲気を感じられる場所です。
そんな情緒のある通りに点在するのは、焼き物や雑貨のお店。伝統的な焼き物店だけでなく、現代的な感覚を取り入れたおしゃれな焼き物店もありますよ。公式ホームページは日本語だけの表示ですが、たくさんの焼き物が載っているので出かける前に気になるお店をチェックしておきましょう。
買い物の合間に休憩するなら、沖縄県指定文化財の登り窯「南窯(ふぇーぬかま)」に隣接するカフェ「陶器と喫茶 南窯」はいかがでしょうか。お店の裏口から登り窯を見学できるようになっているので、カフェの帰りに寄ってみてくださいね。

残波岬のダイナミックな景色を見る

高さ30mの断崖絶壁が約2kmにわたって続く「残波岬(ざんぱみさき)」は、自然のままのダイナミックな景観が見られるスポット。沖縄本島で夕日が最後に沈む場所としても知られています。
大きな灯台やゴツゴツとした岩の岬周辺を歩いたあとは、歩いて約10分の距離にある「残波ビーチ」へ行きましょう。ビーチでは海水浴はもちろん、「いこいの広場Ti-da33」で申し込めば道具や食材を持ち込まずにバーベキューができますよ。海のそばで、夕日を眺めながら食べるバーベキューは美味しそうですよね。

イオンモール沖縄ライカムのコジマ×ビックカメラでショッピング

日本の家電をお土産にしたいと考えているなら、「イオンモール沖縄ライカム」の中にある家電量販店「コジマ×ビックカメラ」で最新家電を比較しながら選びましょう。大きな店舗なので、炊飯器、パソコン、カメラ、オーディオ、ゲーム機など、訪日観光客に人気の商品が幅広く取りそろえられています。
「イオンモール沖縄ライカム」の中には他にもファッションや化粧品、雑貨など、ショッピングを楽しめるお店が盛りだくさん!1階にある「ライカムウエルカムステーション」には、外貨両替や免税一括カウンターもありますよ。

体験王国むら咲むらで空手体験をする

2020年の東京オリンピックで正式種目となった空手ですが、実は沖縄発祥の武道なんですよ。沖縄へ旅行するなら、ぜひこの機会に空手を体験してみましょう!
体験は1時間で、料金は2,575円(5人~1,620円、20人まで)。プロから空手の基礎をしっかりと教えてもらえるので、初心者でも安心して参加できます。事前予約と、当日運動できる服装で参加することを忘れないでください。
ちなみにこちらの「むら咲(さき)むら」は、沖縄ならではの体験ができる観光スポット。マリンアクティビティや伝統文化、伝統芸能、料理体験など、各種の体験の中から興味のあるものを選ぶことができますよ。

入場料:一般(大学生)600円、中・高校生500円、小学生400円、幼児無料

沖縄の伝統芸能「三線」を聞く

沖縄の民謡には欠かせない楽器が「三線(さんしん)」。水牛などの角で作られたバチ(爪)を指にはめ、三本の弦を弾いて音を出す楽器です。沖縄の民謡の多くは、レとラがないド・ミ・ファ・ソ・シ・ドの「琉球音階」で作られていますが、この音階を三線で奏でると南国らしい明るい音色でとても癒やされますよ。
沖縄で三線の音色を聞くなら、民謡のライブが行われている居酒屋へ行くか、三線体験ができるスポットへ行くのがおすすめ。三線体験は先ほどご紹介した「むら咲むら」でも行っています。

沖縄名物「泡盛」を飲む

その土地ならではのお酒を飲むのが旅の楽しみ!という人も多いのではないでしょうか?沖縄のお酒といえば、お米から造られる蒸留酒「泡盛」です。濃厚で芳醇な香りがあり、また甘みの強さも「泡盛」の特徴。アルコール度数は平均30度前後とかなり高めですが、水やソーダで割ればすっきりとした味わいで、食事と一緒に楽しむことができますよ。
お土産に買うなら、泡盛初心者でも飲みやすい「残波(比嘉酒造)」「くら(ヘリオス酒造)」「琉球クラシック(新里酒造)」などを探してみてください。泡盛を注ぐための琉球グラスも、良いお土産になりそうですね。

八重山諸島エリア

離島が多数ある沖縄のなかでも、特に人気なのが八重山諸島。沖縄本島から約400km、北緯24度に位置する日本最南西端の島々です。
その中心となる石垣島へは、沖縄本島から飛行機で約55分。東京や名古屋、大阪からは直行便が出ています。そのほかの離島は、石垣島から高速船やフェリー、飛行機などでアクセスできます。

石垣島・川平湾でマリンアクティビティを楽しむ

石垣島で絶対外せない絶景スポットが「川平湾」です。世界有数の透明度を誇る海には、小島が点在。青から緑へと変化する美しいグラデーションと、白く輝く砂浜との対比を見せてくれます。
潮の流れが強いため遊泳は禁止ですが、多彩なマリンアクティビティが体験可能。改良したサーフボードの上に立って漕ぎ進む「SUP(スタンドアップパドルボード)(7,900円 )」や、船底が透明になったスケルトンカヌー(1艇3,000円)、海中のサンゴや熱帯魚を観察できるグラスボート(大人1,030円)などが体験できます。

竹富島で昔ながらの町並みを楽しむ

石垣島から船でわずか10分でアクセスできる「竹富島」。北西部に3つの集落が集まっており、サンゴ砂が敷かれた真っ白な道や赤瓦屋根の家々、そして色鮮やかな花々が彩る昔ながらの沖縄の風景を残しています。
島の散策には、水牛車(一般1,200円)がおすすめ。ガイドによる三線の音色や歌を聞きながら、ゆっくりと集落を見学することができます。

東洋のガラパゴス・西表島でトレッキング

石垣島からフェリーで約40分の「西表島」は県内で2番目に大きな島。面積の9割が亜熱帯の原生林に覆われており、珍しい動植物が多数生息していることから、「東洋のガラパゴス」とも称されています。
太古の自然を五感で感じることができるトレッキングツアーは年間を通して開催。ジャングルを歩きながら、珍しい生き物やダイナミックな滝などに出合うことができます。

料金例(カヌー&トレッキング1日プラン):11,000円(税込)

宮古諸島エリア

沖縄本島より約300km南西に位置する宮古諸島。大小8つの島からなり、「宮古島」を拠点に島々を巡ることができます。
宮古島へのアクセスは、那覇から飛行機で約45分。石垣島からは約30分で到着します。また東京、大阪、名古屋からも直行便が運航。宮古島から周辺の島へは、空路・海路のほか、車でも移動可能(一部の島を除く)。

宮古島・東平安名崎の絶景を楽しむ

宮古島最東端にある「東平安名崎」は、太平洋と東シナ海を一望できる絶景スポット。全長約2kmと細長く突き出た美しい岬で、隆起サンゴ礁の断崖に荒波が押し寄せる様子は迫力満点。先端にある灯台(200円)からは、ほぼ360度の大パノラマが楽しめます。
沖縄県の天然記念物に指定されているテンノウメやイソマツなど、強風地帯特有の植物群落も見どころ。岬の突端までは整備された遊歩道を歩いて行くことができます。

与那覇前浜ビーチでマリンレジャーを楽しむ

青く透き通った美しい海と白い砂浜で日本のベストビーチとも言われる「与那覇前浜ビーチ」。この美しさを目の前にしたら、きっと泳ぎたくなってしまうはずですよ!こちらのビーチの遊泳期間は4月から10月末で、トイレやシャワー、更衣室も完備されています。
せっかくの美しい海なので、泳ぐだけでなくマリンレジャーに挑戦してみるのもおすすめ。事前に予約すればバナナボートやウェイクボード、パラセーリングなど、多彩なアクティビティが用意されています。SNS映えも抜群ですよ!

久米島エリア

「久米島」は、那覇から100kmほど離れた場所に浮かぶ島。沖縄諸島のなかで最西端に位置しています。飛行機なら那覇空港から約30分、船なら那覇泊港から約3時間でアクセスできます。
「神の島」と呼ばれる久米島には、琉球開びゃくの祖であるアマミキヨが天から降り立ち、ここから国づくりを始めたという神話があり、聖地が点在。今もなお島の人々によって神事が行われ、平和への祈りと感謝が捧げられています。

真っ白なハテの浜を訪れる

久米島の東には、砂浜だけの無人島「ハテの浜」があります。白化したサンゴや貝殻などが砕けてできた真っ白な砂浜で、周囲にはコバルトブルーの海が見渡す限りに広がっています。
ハテの浜への上陸は、各渡船会社が半日から1日のツアー(3,500円前後〜)を開催。東洋一とうたわれる美しいビーチで、海水浴やマリンスポーツを満喫することができます。

【慶良間諸島エリア】

慶良間諸島(けらましょとう)は、沖縄本島南部の那覇市から西に約40kmの海上にある20あまりの島の総称です。20の島の中でも人が住んでいるのは、渡嘉敷(とかしき)島、座間味(ざまみ)島、阿嘉(あか)島、慶留間(げるま)島の4つ。
これらの島は沖縄本島から船で約35分から50分ほどで行けるので、沖縄本島に宿泊して日帰りでの観光やシュノーケリングを旅程に組み込むこともできます。

座間味島でケラマブルーと呼ばれる美しい海を見る

沖縄本土から高速フェリーに乗ること50分。離島「座間味島」は、人口約600名ほどの小さな島です。便利で整備された観光地よりも、素朴な沖縄の風景を堪能したいなら、ぜひこの「座間味島」を訪れてみてください。
ケラマブルーと呼ばれる美しい海は、ダイビングやシュノーケリングのスポットとして有名で、季節によってはウミガメやクジラも見ることができます。海に入らなくても、ビーチや展望台から望むケラマブルーは絶景!忘れられない思い出になるはずです。
忙しい日常を忘れさせてくれる離島で、ゆったりとした時間を過ごしてくださいね。

いかがでしたか?ぜひこの記事を参考にして、南の島・沖縄の魅力を堪能してくださいね。

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