Blackmagic Design製品事例:コンテンツ制作会社「C&I Studios」の場合

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Blackmagic Designの発表によると、コンテンツ制作会社であるC&I Studiosが、作業の効率化を図るためにDaVinci Resolve Studio 16に新たに搭載されたカットページを編集に使用しているという。

編集、カラーグレーディング、VFX、Fairlightオーディオを含む、ポストプロダクションにDaVinci Resolve Studio 16を一貫して使用している同社は、ジョン・F・ケネディ・センターの依頼で、同センターのプログラムの一つであるTurnaround Artsの紹介ビデオを制作した。同プログラムは、アートを介して学校の改革を図ることを目的としている。

コカ・コーラ、P&G、ポラロイドなどの企業のためにコンテンツを制作した経験のある同社は、国際的な制作エイジェンシーで、フロリダ州フォートローダーデールに本社を置くほか、ロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンにもスタジオを構える。

同社は、ビデオ・映像制作、ソーシャルメディア、ブランド戦略、写真などにおいて、構想から完了までの包括的なサービスを提供している。同社では、DaVinci Resolve Studio 16のコラボレーション・ワークフローに加え、撮影はBlackmagic URSA Mini Pro 4.6KおよびPocket Cinema Camera 4Kで、Blackmagic RAWを用いて行っている。

C&I StudiosのCEOであるジョシュア・ミラー氏は次のようにコメントしている。

NAB 2019でバージョン16のパブリックベータが発表されて以来、テストを行っているのですが、カットページはソーシャルメディア用のデリバリーに大変有益ですね。毎日、InstagramやYouTubeにビデオをアップロードしていますが、ここまで速く作業が行えるのは、DaVinci Resolve Studio 16に新しく搭載されたカットページ以外には考えられないですね。無駄のない合理的なデザインなので、極めてすばやく編集が行え、クイックエクスポートではYouTubeに直接デリバリーできます。

ミラー氏は、一つのプロジェクト内の複数のタイムラインの解像度をそれぞれ変えられる機能は、ソーシャルメディア用のデリバリーで重宝していると語る。

バージョン16では、各タイムラインで異なる解像度が使用できるので、共同で5人が作業しています。プロジェクト番号1から4はすべて16:9ですが、5のタイムラインはInstagramのストーリー用なので9:16を使用しています。以前は、1つのタイムラインのアスペクトレシオを変更すると、すべてが変わってしまいました。しかし、バージョン16ではコラボレーション・ワークフローでも各タイムラインで異なる解像度が使用できます。

また、調整クリップ機能では、タイムラインでエフェクト、カットページとエディットページでスタビラーゼーションが使用できるので非常に便利です。このようなユーザーを意識した機能を搭載していることは、DaVinci Resolve Studioはエディターに対して徹底的なサポートを提供していることを意味しています。編集作業の効率が非常に上がりました。

同社は、バージョン16に新たに搭載されたDaVinci Neural Engineも活用して、ワークフローの能率化に取り組んでいる。

弊社にはフッテージへのメタデータのタグ付けを専属に行う担当者がおり、各フッテージに、スタジオ、場所、人物に関するキーワードを追加します。DaVinci Neural Engineは顔を検出して、フッテージに映っている人々のビンを自動的に作成します。

これにより、重要な人物のショットを逃すことがなくなり、クライアントから特定の人物のショットが他にないかと聞かれた際にすばやく対応できます。一瞬で、その人物が映っている複数のショットを呼び出せます。

今まで、同社はカラーグレーディングにDaVinci Resolve Studioを使用してきたが、2016年に編集にも同アプリケーションを使用し始めた。

移行を決めた理由はいくつかあります。当時使用していた編集ソフトウェアは、新鮮な機能が追加されることもなく、新しい考えや技術という面で欠けていました。コラボレーションやチームとして作業することができなかったため、再リンクさせたり、4~5つのアプリケーション間で移動を繰り返すことに非常に多くの時間を費やしていました。プロジェクトを完成させるために、他にも多数の作業に長時間を割く必要がありました。

DaVinci Resolve Studioに統一したことで、必要なものがすべて1つのプログラムで使用できるだけでなく、コラボレーション・ワークフローでは、どこからでも同時に同じプロジェクトで作業できます。先日、CMをわずか1日で仕上げる必要があったのですが、フロリダのエディターが作業すると同時に、ロサンゼルスのオーディオエディターがFairlightページで作業を行い、ニューヨークのカラリストが途中から加わったのですが、東海岸では時間が遅くなり、スタッフが帰宅する時間になってしまいました。

しかし、ロサンゼルスのオフィスがカラーグレーディングを引き継ぎ、その後、ロンドンのスタジオで完成させたので、これも問題にはなりませんでした。どこに所在しているかは、もう問題になりません。システムに遠隔で参加できるからです。1つのオフィスから、国内さらには国外のオフィスにあるコンピューターにレンダリングすることも可能です。

DaVinci Resolve Studioのコラボレーション機能を使用することで、ほぼ24時間のサービスをクライアントに提供でき、このように作業することで、あらゆる締め切りに対応できると感じています。信じられないことですが、これがDaVinci Resolve Studioの真価なんです。