中小企業もICT活用を フォーラムで実例紹介 川崎

川崎フロンティアビル=川崎市川崎区

 中小企業の現場でICT(情報通信技術)やIoT(モノのインターネット)の活用を考える「ものづくり×ICT連携フォーラムinかわさき」が9月4日、川崎市川崎区の川崎フロンティアビル2階KCCIホール(JR川崎駅東口、川崎商工会議所内)で開かれる。市、県情報サービス産業協会、市工業団体連合会などの主催。

 「ものづくり」を担う多くの中小企業にとって、ICT活用による生産性の向上は大きな課題となっている。フォーラムは、中小製造業とIT企業を結びつけようと始まり、今年で4回目を迎える。

 今回は「金型管理のクラウド化」「機械加工現場の見える化」「農業分野におけるICT・IoT活用による働き方改革」など、四つの実践例を紹介してパネルディスカッションする。ものづくり企業とIT企業が双方から期待や提供技術を示し合うプレゼンテーションも行われる。

 午後3時から。参加無料で、募集は150人。フォーラム終了後には希望者による交流会(参加費3千円)も開かれる。申し込みは市ホームページか、所定の申込用紙に記入してFAX044(200)3920で。26日締め切り。問い合わせは、市工業振興課電話044(200)2324。

© 株式会社神奈川新聞社