THE ORAL CIGARETTES、全国の映画館で横浜アリーナ公演生中継! 「華やかに見えるけど、葛藤や苦しんでいる姿も見てほしい」

昨日8月21日、全国の映画館30カ所にて「THE ORAL CIGARETTES『Kisses and Kills Tour 2018-2019』横浜アリーナ公演 SCREEN LIVE」を開催、THE ORAL CIGARETTESメンバーが新宿バルト9に登壇し、その模様が各映画館にも生中継された。

今回開催されたSCREEN LIVEは、8月28日発売ベストアルバム「Before It’s Too Late」数量限定プレミアムBOX/初回盤に付属されている今年3月に行った「Kisses and Kills Tour 2018-2019」横浜アリーナ公演のライブ映像を一部SCREEN LIVE用に再編集し、一足先に全国各地の映画館で先行上映。さらに、新宿バルト9ではメンバー登壇による舞台挨拶も行い、その様子を全国各地の映画館に生中継されるというもの。

本編上映前にMC藤田琢己とメンバーが登壇。劇場にバンドタオルを持参していた多くのファンや、中継されている全国各地の劇場に足を運んでくれたことにメンバーそれぞれ感謝を述べイベントがスタート。

まずこのツアーについて山中拓也(Vo.Gt)は、「映像や構成や衣装、全部今までで一番拘った。前日まで悩んで決まってないこともあったし、当日に照明を変更したりもした」、鈴木重伸(Gt.)は「ツアーを通してバンドも個人的にも成長しました」とコメント。衣装までも拘ったという点では中西雅哉(Dr.)は「ツアー半年前から自らの衣装のデザインとなるイラストを描いていた」とあり、それに対して「でも、まさやんの衣装(ドラムセットで)みえないよね」と言うあきらかにあきら(Ba.Cho.)。「だからこの映像作品でチェックしてほしい!」という中西の返しに会場が笑いに包まれる場面も。

そして、来週28日にリリースとなるベストアルバムのCDをMC藤田が手元に出すと客席からは拍手が起こり、内容について山中は「ベストを出すのは早いと思っていたけど、改めて聴くと、あの時しげ、あんな服着ていたなと思い出してエモくなった(笑)。聴く人それぞれストーリーを思い出して欲しい」とあり、MC藤田とは「Mr.ファントム」「起死回生STORY」の当時、これからのオーラルのことを相談していたというエピソードもあった。

最後に映像の見どころに関して、「音楽もライブの照明も衣装もすべて作品としてすみずみまで観てください。」(中西)「ライブ会場とはまた違うシチュエーションでじっくりと観てほしい」(鈴木)「ポップコーンをこぼさずにみてください」(あきら)と笑いを誘い、「華やかに見えるけど、葛藤や苦しんでいる姿も見えると思います、そんなところも是非みてほしい。」と山中が締め、登壇は終了した。

本編ラストでは、映画館での上映ということで、このスクリーンライブのためだけに用意されたツアーのライブ写真&オフショットで構成されたエンドロールが流れ、終演後それぞれ感慨に浸っている観客の姿が印象的だった。

今回上映されたライブが映像作品として収録されている初のベストアルバム「Before It’s Too Late」は8月28日リリース。初回盤を手に入れて、改めてメンバーの拘りや見どころを踏まえてこのライブを体感して欲しい。

オーラルは9月14,15日に大阪・泉大津フェニックスにて初の野外主催イベント「PARASITE DEJAVU 〜2DAYS OPEN AIR SHOW」を開催、11月にはZepp対バンツアー「THE ORAL CIGARETTES COUPLING TOUR BKW!! STRIKES BACK 2019」が決定している。(カメラマン:AZUSA TAKADA MC:藤田琢己)

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