人生をかけた高校生たちの青春実話 映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」上映 8月31日

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 8月1日(木)にフジテレビ「奇跡体験! アンビリーバボー」でも紹介された実話に基づいた青春映画「僕たちは希望という名の列車に乗った」(2018年独)が、8月31日(土)に山口県教育会館(山口市大手町2)で上映される。時間は、午前10時半、午後2時、7時からの3回。

 1956年、東ドイツの高校に通うテオとクルトは、西ベルリンでハンガリーの民衆蜂起を伝えるニュースを見る。二人は、級友たちに呼びかけて授業中に2分間の黙とうを実行した。それは自由を求める市民に共感した彼らの純粋な哀悼だったが、東ドイツでは“社会主義国家への反逆”と見なされる行為だった。やがて調査に乗り出した政府当局から、1週間以内に首謀者を告げるよう宣告された生徒たちは、人生に関わる重大な選択を迫られる。大切な仲間を密告して出世するのか、信念を貫いて大学進学を諦め、労働者階級に生きるのか−。

 前売り券(電話予約可)は、一般1500円。同館、山口市民会館、YCAMなどで購入できる。当日券は、一般1800円、19歳から25歳まで1000円、18歳以下800円。
 問い合わせは、西京シネクラブ(TEL083-928-2688)へ。

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