また『グッディ!』(フジテレビ)がやらかした カラテカ入江のボランティア活動ネタで重大なポカ 被害者に直撃

フジテレビが8月4日放送の「Live News it!」で、京都アニメーション放火殺人事件の犠牲者を悼む「あんな天才いない」というコメントに「あんなアホいない」との誤ったテロップを流し、謝罪した不祥事がありました。

それから二週間しか経っていないのに、フジテレビ「直撃LIVE グッディ!」で、テロップを間違える不祥事が発生しました。吉本興業の闇営業騒動で契約を解除されたカラテカ入江氏の名誉挽回につながるような社会貢献活動の報道の中で起きました。

8月8日に通りすがりの入江氏が渋谷のゴミ拾いに参加、続けて18日にも参加したという美談が話題になりました。

「入江さんはマスクと眼鏡をかけていたので、一人(米林拓)を除き、気が付きませんでした。誰も気が付かなかったとしても、入江さんは続いて参加してくれていたと、私は断言します。彼の純粋な想いは、スゴく感じました」(ボランティアグループ「チーム渋谷888」の代表中村崇氏)

ハチ(8)公で8の付く日に 午後8時に渋谷でゴミ拾いをする「チーム渋谷888」の命名者が米林拓氏だそうです。

「直撃LIVE グッディ!」は、中村崇代表を米林拓氏と間違えて、テロップをつけて報じてしまったのです。

「『グッド! モーニング』『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系列)、『Nスタ』(TBS系列)でも報じられましたが、フジテレビだけが間違えていました。フジテレビの下請け、孫請けの制作会社は、チェック機能が不十分になるほど、ブラックな労働環境という証でしょうか。社員の高給、キャスターやタレントの高額ギャラを削減してでも制作スタッフの労働環境を改善すべきでしょう。中村崇さんは、政治家から劇団まで、支援実績のある方で、ビジネスマンの交流会や勉強会も主催する方で、器の大きな方なので、事なきを得ましたが、テレビ取材協力したのに、他の人の名前をテロップにするのはありえません」(番組制作会社関係者)

経緯を関係者に尋ねてみました。

「電話取材を受けたのが米林拓さんで、SNSの写真を番組で使用する際に、中村崇代表を米林拓さんと間違えてしまったようです」(ボランティア関係者)

ミス再発を防ぐようにフジテレビは、猛省すべきでしょう。(文◎神田川涼香)

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