アスレチックス3連勝 田中6回5失点で今季7敗目

【ヤンキース3-5アスレチックス】@オークランド・コロシアム

アスレチックスは、先発のタナー・ロアークが7回途中までヤンキース打線を2得点に封じる好投を披露。5対3で勝利して本拠地オークランド・コロシアムでのヤンキース3連戦をスイープし、ワイルドカード圏内をキープした。好投したロアークが今季8勝目(8敗)、4番手のホアキム・ソリアは今季初セーブをマーク。一方、今季10勝目を目指して先発したヤンキースの田中将大は、初回に3点、3回裏に2点を失う苦しいピッチングとなり、6回109球を投げて被安打8、奪三振5、与四球2、失点5という内容で今季7敗目(9勝)を喫した。

アスレチックスはヤンキース・田中の立ち上がりを攻め、マーカス・セミエンの二塁打と2つの四球で無死満塁の大チャンスを迎えると、マット・オルソンのショートゴロの間に1点を先制。さらに一死二・三塁となり、マーク・キャナがレフトへのタイムリーを放ってリードを3点に広げた。3回裏は先頭のロビー・グロスマンが三塁打でチャンスメイクし、続くマット・チャップマンのタイムリーで4点目。そして、一死一・三塁からスティーブン・ピスコッティのショートゴロの間に三塁走者のチャップマンが5点目のホームを踏んだ。先発のロアークは、5回表にマイク・トックマンのタイムリー、7回表にグレイバー・トーレスの30号ソロでそれぞれ1点を失ったものの、7回途中2失点の好投。最終回にソリアがトーレスに31号ソロを浴び、2点差に詰め寄られたが、5対3で逃げ切り、スイープを完成させた。

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