高岡商が市長に甲子園16強報告 「持てる力出し切れた」

 第101回全国高校野球選手権で16強入りした高岡商の吉田真監督と森田朝陽主将らが23日、高岡市役所を訪れ、高橋正樹市長に戦績を報告した。

 吉田監督は「石見智翠館(いわみちすいかん)(島根)との1回戦でサヨナラ負けのピンチをしのいだことが大きかった」と振り返った。3回戦で敗れた履正社(大阪)が優勝したことにも触れ「悔しい部分はあるが、富山の子が全国でも通用すると感じられる大会になったと思う」と語った。

 森田主将は「多くの人に支えられ、持てる力は出し切れた。感謝の気持ちでいっぱい」と話した。宮岸毅校長と飯田悠部長が同行した。

 市長は「粘り強く諦めない、素晴らしいチームワークを見せてくれた」と健闘をたたえた。

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