今季はエイバルに乾貴士、レアル・マドリーに(Bチームが主戦場になりそうだが)久保建英が所属しているラ・リーガ。
2部には香川真司、柴崎岳、岡崎慎司が所属していることもあって、スペインのサッカーが注目されるシーズンになりそうだ。
『Irish examiner』はそのラ・リーガに初挑戦する選手の中で「最も注目すべき5名のスター選手」を特集しているぞ。
エデン・アザール(レアル・マドリー)
長い求愛の後、ようやくエデン・アザールは目的の地レアル・マドリーへとたどり着いた。チェルシーに1億ユーロ(およそ118.1億円)の移籍金が支払われ、まさに「銀河系軍団」らしい補強になった。
スタンフォード・ブリッジで何年もの間傑出したパフォーマンスを見せてきたアザールは、これまでクラブに多くの成功をもたらしてきた。スペインでもその実力が発揮されることは間違いない。
フレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)
バルセロナはこの11年間で8回目の優勝を遂げたが、それに満足することはない。今夏のマーケットでも忙しい時間を過ごし、デ・ヨング、グリーズマン、ジュニオール・フィルポを獲得した。それに加えてネイマールの復帰にも動いている。
このアヤックスからやってきた22歳は、長期的にイヴァン・ラキティッチやセルヒオ・ブスケツの後継者になっていくことを期待されている。カンプ・ノウでどのような使われ方をするのか、この年の彼からは目が離せない。
ジョアン・フェリックス(アトレティコ・マドリー)
ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリーにとって、多くの出入りがある夏だった。グリーズマンやゴディン、ロドリなど様々な選手が去り、そしてこの新しいスターが1億2000万ユーロ(およそ141.8億円)でやってきた。
ジョアン・フェリックスはすでに昨季19歳でベンフィカのエースに成長。34試合で18ゴールを決めた超テクニシャンは、プレシーズンでもその輝かしき才能をいかんなく見せている。
キーラン・トリッピア(アトレティコ・マドリー)
イングランドの選手がリーガ・エスパニョーラに来ることはほとんどないが、このトリッピアはその狭い道のりを歩むことにした。トッテナムで右サイドバックとして成長した彼は、スペインでどのようなプレーをするのか注目すべき選手だ。
28歳になった彼は2018年以降イングランド代表での立場がやや落ちていることもあり、ギャレス・サウスゲイト監督に強烈なアピールをしたいところ。この移籍は彼に新たな刺激を与えるだろうし、再ブレイクの可能性も高いだろう。
ナビル・フェキル(ベティス)
昨年のジョバニ・ロ・セルソに続き、今夏もベティスは面白い補強をした。ボルハ・イグレシアスに加え、このナビル・フェキルをフランスから非常に安く獲得することに成功したのだ。
長年欧州トップレベルのクラブと接触していたものの、膝の怪我の履歴が問題となってうまくステップアップできなかったと考えられている。フェキルにとっては「オレはやれる」と証明できる最高のチャンスだ。