江別駅前 食料品店消える 「生鮮えべつ」27日撤退 ビル運営会社、後継探し急ぐ

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27日を最後に閉店するえべつみらいビル1階のスーパー「生鮮えべつ」。9月2日から朝日町の新店舗で営業する

 【江別】JR江別駅前の再開発ビル「えべつみらいビル」1階のスーパー「生鮮えべつ」(野間英男社長)が27日を最後に撤退・移転する。江別発祥の地とされる駅前の「条丁目地区」では商店街が衰退し、同店の撤退で地域唯一の食料品店がなくなる。再開発ビルは公費が投入された地域活性化の拠点で、ビルを所有・運営する再開発事業の特定目的会社「SPCみらい」は生鮮品・物販テナントの誘致を急いでいる。

 「えべつみらいビル」はJR江別駅前の「条丁目地区」の活性化を図る目的で2007年12月に完成。鉄筋造り4階建て。1階に同スーパーとラーメン店や塾、2階に保育所や事務所、3、4階にはコールセンターが入居している。地元有志と岩倉建設などが設立したSPCみらいが建設。江別市は市所有の旧国鉄清算事業団用地を割安で貸し、ビル建設費に補助金3億5千万円を投入。さらに3、4階は市が一括借り上げし、年間約1億2千万円の家賃を払うなど支援する。