富山商工会議所の高木繁雄会頭は23日、富山大五福キャンパスで講義し、県内の産業観光の概要や今後の展開について話した。
富山大が推進する「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」の一環で開講する「産業観光学」の講義で、1年生を中心に約70人が受講した。
客員教授を務める高木会頭は、県内の産業の歴史や人口減少の問題、北陸新幹線の効果などについて説明。富山が日本海側で随一のものづくり県だと紹介した。旅行者のニーズについては「『モノ』から『コト』に関心が移っており、体験や触れ合いが大事だ」と述べた。