被爆地の子どもたちが交流して平和の大切さを学ぶ「広島・長崎子ども会親善交歓会」に参加する長崎市の小中学生らが23日、広島市へ出発した。
長崎市と市子ども会育成連合会が主催。毎年両市で交互に開いており、今年で42回目。
今年の訪問団は、小学5年~中学3年の14人と、活動をサポートするボランティア団体「ジュニアリーダー 空」の中高生や指導者ら計36人。25日まで3日間、広島の小中学生と一緒に平和記念公園などを巡って交流する。
出発式は長崎市魚の町の市民会館であり、田上富久市長は「広島市も原爆で苦しい体験をした町。広島原爆を学び、積極的に活動に取り組んでほしい」と激励した。
初めて広島を訪れる市立愛宕小6年の藤岡心さん(11)は「長崎と広島の原爆の違いを学びたい。広島の友達もつくりたい」と期待に胸を膨らませていた。
原爆学び平和交流 小中学生ら広島へ出発
- Published
- 2019/08/24 09:25 (JST)
- Updated
- 2019/08/24 09:29 (JST)
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