JR九州 割引切符値上げへ 消費増税で、西鉄高速バスも

 JR九州と西日本鉄道は23日、10月の消費増税に伴い、割引切符や高速バスなどの料金を改定すると発表した。増税分を転嫁し、10月1日発売分から適用する予定。
 JR九州では、在来線や九州新幹線の「2枚きっぷ」、インターネット予約限定の切符などが対象。本県関係の在来線2枚きっぷの主な区間では、福岡市内-長崎間が6300円(現行6180円)、福岡市内-佐世保間が4700円(同4620円)となる。長崎-佐世保間の乗車券の2枚きっぷは2720円(同2680円)になる。
 西日本鉄道が運行する高速バスのうち、本県関係の運賃は、主な区間の片道で▽福岡・福岡空港-長崎間が2620円(現行2570円)▽福岡・福岡空港-佐世保間が2310円(同2260円)▽福岡-島原間が3040円(同2980円)-などとなる。ネット限定の割引運賃や回数券の価格も改定する。

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