横浜で不審火が相次ぐ 放火の可能性

 23日午後8時50分から同9時10分までの間、横浜市西区内で、住宅敷地内のごみや段ボールなどを焼く不審火が3件相次いだ。現場が京急線戸部駅を中心に半径約300~400メートルの範囲内で、いずれも火の気がないことから、戸部署は放火の可能性もあるとみて調べている。

 署によると、同日午後8時50分ごろ、同区中央1丁目の男性(36)方の敷地内のごみなどから火が出ているのを近くに住む女性(62)が発見、119番通報した。

 約15分後には約650メートル離れた同区桜木町7丁目、無職男性(81)方の敷地内に置かれた給湯器から出火しているのを妻(78)が見つけた。さらに約5分後、約300メートル離れた同区平沼1丁目にある会社敷地内の段ボールから火が出ているのを通り掛かった男性が見つけ、119番通報した。いずれもけが人はなかった。

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