北陸新幹線で楽々アクセス!ぐっと近くなった金沢の魅力
2015年に北陸新幹線が開通したことで、東京から金沢の陸路が2時間短縮され、乗り換えなしの2時間半で行くことが可能になりました。
これまでは、新幹線と在来線を使って4時間。空路だと小松空港から金沢市まで1時間かかっていたことを考えると、アクセスは格段に良くなりました。
伝統とモダンが美しく共存する街、金沢。
美味しい海の幸がたくさんいただけることでも有名です。
そんな大注目の金沢について、金沢出身の筆者がご紹介いたします。。
金沢の玄関口:金沢駅
金沢では昔から、「弁当忘れても傘忘れるな」と言われていることをご存知でしょうか?
金沢は、特に冬の間、変わりやすいお天気が続きます。
朝少し晴れていても、1時間後には雨が降り出したり、冬の寒い日だとどっさりと雪が降ったり。
とにかく、お出かけに傘は欠かせません!
そんな金沢の言い伝えをモチーフにしたのが、金沢の玄関口、金沢駅です。
写真ではわかりにくいのですが、正面にあるガラスのもてなしドームは、お越しになる方に雨傘を差し出すイメージで丸くデザインされています。
また、もてなしドームを出た東口にある、伝統芸能の鼓をモチーフにした鼓門も美しく、必見です。
この金沢駅は、アメリカの大手旅行雑誌「トラベル・レジャー」ウェブ版において、「世界で最も美しい駅14選」に日本の駅で唯一選出された実績もあります。
新幹線開業でますます賑わう金沢駅。
美しいデザインにもぜひ注目してみてくださいね!
JR金沢駅(鼓門・もてなしドーム)
URL:https://www.hot-ishikawa.jp/spot/13394
四季折々の表情を楽しめる:兼六園
日本三名園の一つとして名高い兼六園。あまりにも有名で、金沢に訪れる人のほとんどが足を運ぶ場所です。
すでに訪れたことのある方も、その四季折々の表情の変化には目を見張ることと思います。
とくに有名なのは、冬の雪吊り。
また、初夏に行われている友禅流しもおすすめです。
石川県の伝統工芸「加賀友禅」の工程の一つである友禅流しは、染色後の糊や余分な染料を洗い流すというもの。
かつては、犀川や浅野川などの主要河川で見ることができました。
2019年はもう過ぎてしまいましたが、6月ごろに訪れると、兼六園の中で期間限定の友禅流しを見ることができます。
新緑の美しい兼六園で、金沢の伝統工芸の美しさも一緒にご覧いただけるチャンスです。
兼六園住所:石川県金沢市丸の内1番1号
電話番号:076-234-3800
開園時間:3月1日~10月15日 7:00~18:00 (退園時間) / 10月16日~2月末日 8:00~17:00 (退園時間)
開園日:年中無休(時雨亭除く)
URL:http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/
加賀藩の風情が残る:長町武家屋敷跡
金沢と言えば茶屋街が有名です。
もちろん茶屋街もおすすめですが、茶屋街と同じくらい素敵なのが長町武家屋敷跡。
長町武家屋敷跡には、加賀藩士の屋敷が残っており、土塀や用水、石畳が残る街を歩くと、まるでタイムスリップしたかのよう。
ここでは、今も市民生活が営まれています。
土塀の続く街並みには、オシャレなお店も点在しているので、お散歩にも最適な長町武家屋敷跡。
茶屋街と一緒にぜひ訪れてみてくださいね。
長町武家屋敷跡界隈
住所:石川県金沢市長町
URL:https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10195.html
まだまだ魅力的な金沢の街!
今回だけでは伝えきれない金沢の街の魅力は、またご紹介いたします。
インバウンドの旅行客も増え、ホテルの建設も続き、ますます旅行に行きたい場所として注目の金沢。
これから秋の紅葉の美しい季節。
ぜひ、金沢へのご旅行の参考になりますように。