マーリンズが7点差逆転 19得点でフィリーズを破る

【フィリーズ11-19マーリンズ】@マーリンズ・パーク

マーリンズは、7点ビハインドの3回裏に一挙7得点のビッグイニングを作って試合を振り出しに戻すと、2点ビハインドで迎えた5回裏には5点を奪い、逆転に成功。その後、6回裏に3点、8回裏にも4点を追加し、終わってみれば19対11でフィリーズを撃破した。途中出場のスターリン・カストロは、2本のアーチを放ち、チーム最多の5打点を叩き出す活躍。3番手のタイラー・キンリーが1回1/3を無失点に抑え、今季2勝目(1敗)をマークした。一方のフィリーズは、まさかの逆転負け。3番手のニック・ピベッタが今季6敗目(4勝)を喫した。

7点ビハインドからの逆転勝利を成し遂げたマーリンズは、4本塁打を含む19安打の猛攻で19得点をマーク。これは、本拠地マーリンズ・パークでの球団新記録となった。7点ビハインドの3回裏にギャレット・クーパーとハロルド・ラミレスのタイムリー、イサン・ディアスの2号3ランなどで一挙7点を奪い、5回裏にはニール・ウォーカーのタイムリー二塁打、カーティス・グランダーソンのタイムリーなどで5得点。6回裏はルイス・ブリンソンのタイムリーとカストロの12号2ランで3点を奪ってリードを広げ、8回裏にもブリンソンのタイムリー、カストロの13号2ラン、ジョン・バーティの5号ソロで4点を追加した。敗れたフィリーズは、打線が11安打11得点と奮起したものの、投手陣が大誤算。ワイルドカード獲得を目指すなか、痛恨の逆転負けとなった。

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