音楽や舞でアイヌ文化実感 札幌でフェス

©株式会社北海道新聞社

アイヌ文化フェスティバルでアイヌ語の歌を披露する二風谷アイヌ語教室の子どもたち

 アイヌ民族への理解を深める「アイヌ文化フェスティバル2019」(アイヌ民族文化財団主催)が24日、札幌市中央区のかでる2.7で開かれ、約500人が伝統的な音楽や舞踊などを楽しんだ。

 世界口琴大会への出場歴もある釧路市の「阿寒口琴の会」がアイヌ民族の伝統楽器ムックリ(口琴)や弦楽器トンコリの演奏を披露。関東などで活動する釧路市出身者らの「アイヌルト☆テ」は「クリ☆セ」(弓の舞)で「鳥の羽ばたく姿があまりにきれいで矢を放つことができない」という物語を表現した。

 このほか、日高管内平取町の二風谷アイヌ語教室の子どもたちがアイヌ語の歌などを披露し、会場から手拍子が起きた。口承文芸も紹介された。

 千葉県の主婦八幡智子さん(67)は「感動した。若い世代にも伝承してほしい」と話した。(先川ひとみ) ☆は小さい「ム」