巨人、執念サヨナラで優勝マジック20点灯! 阪神は今季初5連勝…24日のセ・リーグは?

巨人・原辰徳監督【写真:Getty Images】

巨人は代打・石川が初サヨナラ弾、広島は會澤V打

 セ・リーグは24日、各地で3試合が行われた。巨人がDeNAにサヨナラ勝ちし、優勝マジック20が点灯した。広島、阪神が勝利し、広島が2位に浮上した。

 巨人は東京ドームで行われたDeNA戦で延長11回、8-6でサヨナラ勝ちした。3点リードの8回に中川が4失点。逆転を許したが、9回2死走者なしから連続四球で好機を作り、坂本勇の適時打で同点に追いついた。同点で迎えた延長11回、先頭・重信の安打と二盗で無死二塁とすると、代打・石川が右中間3号2ラン。自身2度目のサヨナラ打で、サヨナラ弾は自身初だ。チームはDeNA戦の連敗を5で止めた。DeNAは8回に嶺井の一時逆転2号2ランなどで4点を奪ったものの、救援陣が崩れた。3位に転落。

 阪神は神宮球場で行われたヤクルト戦で7-4で逆転勝ち。今季初の5連勝を飾り、借金2とした。初回、福留の8号2ランで先制。1点を追う4回には高山の逆転2点二塁打、梅野の2点二塁打で4点を奪った。12安打7得点。福留は4打数3安打2打点3得点の活躍で、三塁打が出ればサイクル安打の大活躍だった。先発の西が5回7安打4失点も6勝目を挙げた。ヤクルトは2連敗で2カード連続の負け越し。プロ初先発の田川が3回1/3で6安打6失点。プロ初黒星を喫した。打線は9安打4得点と届かかなかった。

 広島はナゴヤドームで行われた中日戦で延長10回、5-4で競り勝ち、連敗を2でストップ。2位に浮上した。1点を追う2回、小園の適時二塁打で同点とし、サンタナの2点二塁打で勝ち越し。9回に守護神の中崎が同点に追いつかれたものの、延長10回に會澤の適時打で勝ち越した。5番手の遠藤がプロ初セーブ。中日は9回に遠藤の適時二塁打、京田の犠飛、福田の適時打で同点に追いついたものの及ばなかった。先発の柳は7回8安打3失点と粘ったものの、10勝目ならず。岡田が2敗目。連勝は2で止まった。

→1 巨人 115試合65勝48敗2分 M20
↑2 広島 119試合60勝56敗3分 6.5
↓3 DeNA 118試合59勝56敗3分 0.5
→4 阪神 118試合55勝57敗6分 2.5
→5 中日 116試合51勝63敗2分 5.0
→6 ヤクルト 118試合47勝69敗2分 5.0(Full-Count編集部)

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