冨安のボローニャ、白血病のミハイロヴィッチ監督は「ビデオ通話」で熱弁

2019-20シーズンが開幕したセリエA。

日本代表DF冨安健洋が移籍したボローニャは敵地でエラス・ヴェローナと戦う。

チームを率いるシニシャ・ミハイロヴィッチ監督は7月に白血病を公表したものの、現在も職務を続けている。

『Sky』によれば、ヴェローナ戦にも帯同できないというが、遠隔にいながらある手法を用いるようだ。

19日に行われたピサとのコッパ・イタリアでそのリハーサルが実施されたそう。ミハイロヴィッチ監督は試合をライブストリーミングで観戦。さらに、ビデオ会議を通じて、試合前、ハーフタイム、試合後にチームへのスピーチをしたとのこと。ピサ戦はテレビ放送自体がなかったものの、チームのビデオ担当が指揮官個人向けのストリーミングを設定したんだとか。

コーチのエミリオ・デ・レオは「監督は常にいてくれる。試合前と試合後に我々は彼の話を聞く。彼は全ての練習をチェックしており、意見をくれる」などと述べている。また、監督を誇らしい気持ちにさせたいとの意気込みも語っていた。

冨安のデビューにも期待がかかる一戦は、日本時間26日の午前3時45分にキックオフされる。

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