「24時間テレビ42」南原清隆が島にたった一人の小学生の夢を実現。有岡大貴、八乙女光、高橋由伸らと野球大会

現在、日本テレビ系で放送中の「24時間テレビ42『愛は地球を救う』人と人~ともに新たな時代へ~」(8月24日午後6:30~25日午後8:54)。メインパーソナリティーに嵐、チャリティーパーソナリティーに浅田真央を迎え、番組初となる東京・両国国技館からさまざまな企画を生放送。昨日24日には、松本潤が宮城・東松島市で披露した「東日本大震災から8年 天まで響け!復興の和太鼓」やフィギュアスケートの羽生結弦選手がアーティストの松任谷由実やピアニスト・清塚信也と共演することで話題となった「羽生結弦と松任谷由実 豪華コラボ 被災地・北海道に 春よ、来い」、相葉雅紀が主演を務めたドラマスペシャル「絆のペダル」など、感動の場面が次々と届けられた。

本日午後1時30分頃からは、「子どもがひとりだけの島 ひらけ夢の野球大会」を放送。大分県の人口700人ほどの保戸島は、島民の半数以上が65歳以上で、子どもは1人だという。そんな島に住む小学生・神﨑智也くんの夢は、「大好きな野球で9対9の試合をしてみたい」。智也くんの夢をかなえるべく、南原清隆率いる「ヒルナンデス!」メンバーが集結し、島民の皆さんと一緒に野球大会を開催する。

智也くんは、島生まれ島育ちのお父さんお母さんのもと、「島で伸び伸びと育ってほしい、それが息子のためになる」という考えで、保戸島で育った。ただ、智也くんも今は年頃の小学生。同じ年の子と遊びたい、寂しいというジレンマを抱えていた。そして、彼が本土の小学校へと通ってしまうと、島から学校はなくなってしまう状況なのだ。大好きな野球がやりたい智也くんだが、相手は堤防、守備は卓球フェンスにバケツという日々。大好きな野球で、いつか本気で打って本気で守ってみたい。そんな智也くんの思いを、南原が受け止めた。

南原は「ヒルナンデス!」メンバーから、Hey! Say! JUMPの有岡大貴と八乙女光、SHELLY、春日俊彰らを招集し、“チームヒルナンデス!”を結成。始球式には元読売ジャイアンツ監督の高橋由伸が登場すると、ジャイアンツファンの智也くんは大興奮。がっちりと高橋さんから白球をキャッチすると、いよいよ智也くん率いる保戸島オールスターズ対チームヒルナンデス!の夢の対決がプレイボールとなった。

注目の初球。ピッチャーの智也くんが好投も南原がヒットで出塁。2番の春日も失策の合間に続き、いきなりノーアウト1・2塁のピンチを迎えた智也くん。3番の高橋が、智也くんの力強い球をスタンドインし、チームヒルナンデス!が3点のリードを奪った。

その裏の攻撃で、保戸島オールスターズは一挙10点のビッグイニングで大逆転。劣勢のチームヒルナンデス!は、小坂なおみ、むらせを登場させ、球場を大いに盛り上げた。

その後のチームヒルナンデス!の攻撃では、ツーアウト満塁のピンチを迎えた智也くん。ここでバッターボックスには、先ほどスリーランホームランの高橋が。本気と本気のぶつかり合い、智也くんが投じた全力のストレートには高橋も力負けで、憧れの高橋を打ち取ることに成功。その勢いのまま試合は14対8で保戸島オールスターズの勝利。智也くんにとって最高の夏の思い出となった。

最後に智也くんは、島民の皆さんへ「僕がこの島にいる理由は、島の皆さんが優しくしてくれるから」とコメント。続けて「長くこの島にとどまって、また子どもたちの声のする島にしていきたい」と力強く語った。チームヒルナンデス!が実現させた智也くんの夢。そんなひと夏の思い出が、彼の次の夢を紡ぎ出した。今後、保戸島に子どもたちの笑い声が響き渡る日々を期待せずにはいられない。

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