<レスリング>太田忍(ALSOK)が第3シード…9.14~22世界選手権・男子グレコローマン

7月の「オレグ・カラワエフ国際大会」で優勝し、シード権を手にした太田忍=撮影:ウィリアム・メイ

 世界レスリング連盟(UWW)は、9月14日(土)~22日(日)にカザフスタン・ヌルスルタンで行われる世界選手権のエントリーに基づき、男子グレコローマンのシード選手を発表。63kg級の太田忍(ALSOK)が第3シードとなった。

 同級の第1シードは昨年の世界王者のステパン・マリャニャン(ロシア)。ランキング1位だったが、今年6月の欧州大会は60kg級に出場して優勝しており、このままオリンピック階級で闘うことも予想されていたが、63kg級にエントリー。ランキングにしたがって第1シードとなった。

 第2シードはアジア選手権優勝のツオ・エルバツ(中国)。ランキング3位だった昨年2位のエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)が階級を変えたため、ランキング4位だった太田が第3シードとなった。太田はエルバツには2月のハンガリー・グランプリ決勝で6-0で勝っている。

 マリャニャンが63kg級に出場することにより、60kg級は昨年優勝のセルゲイ・エメリン(ロシア)が第1シードとなり、4位までランキング通りのシード順となった。

 各階級のシード選手は下記の通り。グレコローマンは14~17日に行われる。


男子グレコローマン

 【55kg級】
[1]Azizli, Eldaniz(アゼルバイジャン)
[2]Bakhromov, Ilkhom(ウズベキスタン)
[3]Tsurtsumia, Nugzari(ジョージア)
[4]Fergat, Abdelkarim(アルジェリア)

 【60kg級】
[1]Emelin, Sergey(ロシア)
[2]Kim, Seunghak(韓国)
[3]Ciobanu, Victor(モルドバ)
[4]Lizatovic, Ivan(クロアチア)

 【63kg級】
[1]Maryanyan, Stepan(ロシア)
[2]Tuo, Erbatu(中国)
[3]太田忍(日本)
[4]Galstyan, Slavik(アルメニア)

 【67kg級】
[1]Surkov, Artem(ロシア)
[2]Ryu, Han-Soo(柳漢壽=韓国)
[3]Sahakyan, Gevorg(ポーランド)
[4]Shermakhanbet, Meirzhan(カザフスタン)

 【72kg級】
[1]Mnatsakanian, Aik(ブルガリア)
[2]Korpasi, Balint(ハンガリー)
[3]Mantsigov, Abuyazid(ロシア)
[4]Zhang, Hujun(中国)

 【77kg級】
[1]Kim, Hyeon-Woo(金炫雨=韓国)
[2]Nemes, Viktor(セルビア)
[3]Loerincz, Tamas(ハンガリー)
[4]Liakh, Pavel(ベラルーシ)

 【82kg級】
[1]Kus, Emrah(トルコ)
[2]Sasunovski, Viktor(ベラルーシ)
[3]Abdvali, Saeid Mourad(イラン)
[4]Bisultanov, Rajbek Alvievich(デンマーク)

 【87kg級】
[1]Belenyuk, Zhan(ウクライナ)
[2]Basar, Metehan(トルコ)
[3]Loerincz, Viktor(ハンガリー)
[4]Abbasov, Islam(アゼルバイジャン)

 【97kg級】
[1]Evloev, Musa(ロシア)
[2]Milov, Kiril Milenov(ブルガリア)
[3]Hancock G’Angelo, Tracy(米国)
[4]Kajaia, Mikheil(セルビア)

 【130kg級】
[1]Semenov, Sergey(ロシア)
[2]Coon, Adam(米国)
[3]Kim, Min-Seok(韓国)
[4]Nabi, Heiki(エストニア)

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