飛ぶ・見える・集まる!ハピソンの「かっ飛びボール」を実釣インプレ ハピソンから発売されている「かっ飛びボール」。ウキ?オモリ?それともフロート?いったいどんなアイテムなのかわからなかったので、実際に使ってレポートします!

面白そうなアイテム「かっ飛びボール」

最近、面白そうなアイテムを発見しました。

それがハピソンから発売されている「かっ飛びボール」。

電気ウキやヘッドライトで有名なメーカーが作ってるアイテムで、どんなものなのか気になったので実際に使ってみました。

まずは観察

かっとびボールとはどんなものなのか?

とりあえずじっくりと観察してみました。

どんぐりウキのようなボディ

直径は2センチほどで、見た目は管付きのどんぐりウキそっくり。

どんぐりウキと違うのは、管が付いているほうが上だということと、水面に浮かずに沈むこと。

電池式で透明な部分が光るので、視認性はかなり高そうです。

ルアーでの使用がメインらしい

ハピソンのホームページを確認したところ、ルアー釣りでの使用がメインとのこと。

ウキというよりも遠投用のフロートに近いアイテムのようです。

タチウオで試してみる

堤防からタチウオが釣れているという情報があったので、こりゃかっ飛びボールを試すしかない!

ってことで、タチウオでかっ飛びボールの性能をテストしてみることにしました。

仕掛けはシンプル

パッケージ裏の仕掛け図を参考にしながら、タチウオ針をセットしてみました。

今回はルアーではなく、エサ釣りでタチウオを狙います。

エサはキビナゴ

エサはシルエットとフラッシング重視のキビナゴ。

針持ちと匂いを重視する場合はサンマの切り身がおすすめです。

夜の釣り公園に到着

タチウオが釣れている情報のあった釣り公園で釣りスタート。

初めて使うアイテムにドキドキワクワクです。

軽~くキャスト

浅い所で釣れているようなので、セットしたのはSPタイプのかっとびボール。エサがジワジワと沈むようなセッティングです。

まずは、エサが千切れてしまわないように軽ーくキャストします。

飛行中はかっとびボールが先行するので、軽い力でもかなり飛ばすことができました。

ゆっくり巻いて、止める

釣り方は、ハンドルをゆっくり数回巻いて、5~10秒ほどのストップ、の繰り返し。

足元まで探ったら投げなおし、タナやスピードを探りながら狙います。

待望のヒット!

しばらく探り続けていると、本命のタチウオがヒット!

指3本サイズですが、かっとびボールを使ってタチウオを釣ることができました。

使ってみてわかったこと

今回、タチウオのエサ釣りで使ってみて、かっ飛びボールの良いところと気になるところが見えてきました。

夜でもめっちゃ見える

光りがかなり強く、遠投したり、仕掛けを沈めたりしてもしっかりと視認することができました。

ルアーやエサがどこにあるのかを把握しやすく、夜釣り特有の“なにやってるか分からない感”がありません。

めっちゃ飛ぶ

エサやジグヘッド単体では絶対に届かない所まで、しっかりと遠投することができます。

鉛のオモリと違って沈みがゆっくりなので、遠投した先でもルアーやエサをゆっくり落としたり、丁寧に操れるのがかっとびボールの強みです。

適度な引き抵抗がGOOD

かっとびボールが適度に水の抵抗を受けるので、操作している感覚をしっかりと掴むことができました。

初心者でも使いやすく、上級者は潮の流れなどを感じられ、どのレベルの釣り人でも使いやすいはずです。

集魚効果もあるはず

水中にかなり強い光が広がるので、かっとびボールそのものが集魚灯のような役目も果たしてくれるはず。

タチウオの他には、アジ釣りなんかでも効果を発揮してくれそうです。ケミホタルよりも光が強いので、まわりの釣り人を出し抜けるかもしれません(笑)

電池の持ちが少し悪いかも

少し気になったのは電池の持ち時間。

釣り開始から4時間が経過したくらいで、少し光が弱くなっていると感じました。(電池寿命は連続約6時間)

一晩釣りをしても消えてしまうことはありませんが、もう少し電池の持ちが欲しいところです。

見えるから面白さ倍増!

自分の投げた場所や仕掛けの位置、魚のアタリなどもかっ飛びボールのお陰で丸見え。

夜釣りは何となく適当になりがちですが、“見える”からイメージもしやすいですし、楽しさも倍増しますよ!
画像提供:六畳一間の狼 SUU

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