日本社会はいつからヤバいのか。はらだ有彩『日本のヤバい女の子 静かなる抵抗』畑中章宏『死者の民主主義』刊行記念イベント開催!

『日本のヤバい女の子』で華々しく登場し、話題沸騰中のイラストレーター・はらだ有彩と、『21世紀の民俗学』を提唱し波紋を広げた民俗学者の畑中章宏。これまであまり接点がなかった2人の、新刊刊行を記念したトークイベントが2019年8月29日(木)に大阪ロフトプラスワンウエストで開催される。

はらだ有彩の新刊は前作の続編で、怒りの多様性に焦点をあてた『日本のヤバい女の子 静かなる抵抗』(柏書房)、畑中章宏の新刊は“河童に選挙権を”という従来の主張をさらに深めた『死者の民主主義』(トランスビュー)。日本では女性や、妖怪や、死者たちが、いったいどのように描かれ、扱われてきたのか興味が尽きない。

刺激的で、挑発的な2冊をめぐって、日本社会はいつからヤバいのか、なにが一番ヤバいのか、これからもずっとヤバいのかなどをめぐって激論をくりひろげる。チケットは販売中、詳細はこちらのイベントページをチェック。

■はらだ有彩(はらだ・ありさ)

関西出身。テキスト、テキスタイル、イラストレーションを作るテキストレーター。2018年4月、『日本のヤバい女の子』(柏書房)を刊行。新聞・雑誌・ウェブメディアで、小説、エッセイや漫画を発表している。

■畑中章宏(はたなか・あきひろ)

民俗学者。1962年大阪生まれ。民間伝承や民俗信仰から流行の最先端まで幅広い研究対象に取り組む。著書に『災害と妖怪』(亜紀書房)、『天災と日本人』(ちくま新書)、『蚕』(晶文社)、『21世紀の民俗学』(KADOKAWA)ほか多数。

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