映画「ぼけますから―」 認知症への理解深めて 8月30日、9月11、17日 長崎で上映会

映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」より((c)「ぼけますから、よろしくお願いします。」製作・配給委員会)

 認知症の患者を抱えた家族の日々を記録したドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」(2018年)の上映会が30日、9月11日、同17日の日程で、それぞれ長崎市内3会場で開かれる。
 同市老人福祉施設協議会などでつくる実行委が主催。上映会を通じ市民に認知症への理解を深めてもらい、高齢者に優しい地域づくりを推進する目的。
 映画は、多くのドキュメンタリー映画を手掛けてきた信友直子監督が、自身の家族を撮影。認知症の母を、90歳を超えた父が介護する生活を娘の視点で丹念に記録している。102分。
 上映会は30日が同市千歳町のチトセピアホール(午前11時、午後2時、同7時)。9月11日が同市魚の町の市民会館文化ホール(午後2時、同7時)。同17日が同市布巻町の市三和公民館(同)。前売り千円(当日1200円)。小中高生は当日券のみで700円。前売り券は市内の書店やローソンチケットなどで販売中。電話予約もできる。問い合わせは県映画センター(電095.824.2974)。

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