【120歳おめでとう】銀座ライオンを愛する人々が集う「ファンミーティング」に参加してきた!

株式会社サッポロライオン(以下、サッポロライオン)の発祥である日本初のビヤホール「恵比壽ビヤホール」。銀座の新橋際で創業してから、今年で120周年を迎えました。それを記念して『サッポロライオンPresents生ビール注ぎ体験イベント・ライオンファンミーティング(以下、ファンミーティング)』が、2019年8月3日に開催されました。

サッポロライオン サッポロ ヱビス ファンミーティング

チケットは発売後2日を待たずして完売。チケット争奪戦に勝利した30名の銀座ライオンファンが集うファンミーティングに潜入してきましたので、その模様をレポートします!

ライオンファンミーティングとは

サッポロライオン サッポロ ヱビス ファンミーティング

8月4日はサッポロライオンの創業日です。令和元年の今年、120周年を迎えるにあたり、ファンと従業員との交流を図るイベントとして初めて開催されました。なんと北海道から参加した熱心なファンも!

ライオン式の乾杯って?

サッポロライオン サッポロ ヱビス ファンミーティング

ライオン式の乾杯があるってご存知でしたか? 知らない方のためにと、代表取締役社長 三宅祐一郎さんから説明がありました。三宅さんが「乾杯!」と言ったら、応える側はライオンの雄叫びのように「ウォー!」とグラスをかかげるのだそうです。

サッポロライオン サッポロ ヱビス ファンミーティング

社長から「では、練習なしでいきますよ。乾杯!」の掛け声に、会場からは一斉に「ウォー!」の声が。一体感が高まります。 今回は体験型プログラムとして「生ビール注ぎ体験(一度注ぎ、三度注ぎ)」、「生ビールと料理のペアリング」が用意されていました。各10名の3グループに分かれて、いざ体験開始!

銀座ライオン伝統の注ぎ方「一度注ぎ」体験

サッポロライオン サッポロ ファンミーティング 一度注ぎ

まずは、伝統の技「一度注ぎ」を体験するコーナーへ。最初に注ぎ方の説明と実演があります。皆さん、熱心に耳を傾け、実演に注目しています。
ライオンには「ビールの一滴は血の一滴」という言葉があるくらいビールを大事にしていて、新人さんは注ぎ方の練習を水でするそうです。そんなに難しいことができるのでしょうか?緊張します。

サッポロライオン サッポロ ファンミーティング 一度注ぎ

いよいよカウンターの中に入り、黒ラベルの一度注ぎに挑戦します。最初はグラスを傾けて、ビールがグラスの中をらせん状に入るようにします。

サッポロライオン サッポロ ファンミーティング 一度注ぎ

次にグラスを立てて、最初の泡を持ち上げるように注ぎます。最後に泡きりを使い、持ち上げた泡をスっと切ります。ここまでで約3秒。あっという間にビールがグラスの中に入っていきます。注ぎ終わったら「ナイスビヤ!」との掛け声の中、さっそく自分で注いだビールを飲みます。自分で注いだビールはおいしかったです。 参加者にお話を伺うと、「すごく楽しい」、「自分で注ぐとおいしい」、「思っていたより速くて驚いた」、「うまくいかなかった。リベンジしたい。」などの声があり、皆さん興奮気味でした。

スフレ泡をつくる「三度注ぎ」体験

サッポロライオン サッポロ ファンミーティング 三度注ぎ

続いては、スフレ泡が自慢のエーデルピルスの「三度注ぎ」体験コーナー。エーデルピルスは1987年に発売されましたが、3年で販売が中止。20年後に販売が再開された経緯があるビールで、ホップの名産地・ザーツ産のファインアロマホップを通常の3倍使用した薫り高いビールです。

サッポロライオン サッポロ ファンミーティング 三度注ぎ

ここではグラスは傾けません。まっすぐ立てたグラスの底に向かってビールを注いでいきます。グラスのロゴの辺りまで注いだら、30秒ほど泡が落ち着くまで待ちます。二度目はグラスの淵まで注ぎ、また30秒待ちます。

サッポロライオン サッポロ ファンミーティング 三度注ぎ

三度目はグラスを注ぎ口に近付けて、泡を持ち上げるように注ぎます。時間を掛けて、スフレのような泡の完成!「一度注ぎ」と違い、ゆっくり注ぐことができるので慌てずにすみます。
「一度注ぎ」と「三度注ぎ」、どちらもまだまだ修行が必要そうですが、私の性格にあっている注ぎ方は「三度注ぎ」のようです。

料理長解説付き「ペアリング」体験

サッポロライオン サッポロ ヱビス ファンミーティング ペアリング

続いて、料理長のお話を聞きながら、生ビールと料理のペアリングを体験するコーナーへ。

サッポロライオン ファンミーティング サッポロ ヱビス

ビールは、黒ラベル、琥珀ヱビス、ヱビスプレミアムブラックの3種類です。

サッポロライオン ファンミーティング ペアリング

1品目は秋田県産の枝豆。左から、ゆでた後に炙った枝豆、塩ゆで、ペペロンチーノ仕立ての3種類です。枝豆自体の味が濃く、塩ゆでが基本的な安心できる味わいです。炙った枝豆は香ばしさが追加され、ペペロンチーノはニンニクと唐辛子で食欲UP。おいしすぎて、枝豆だけでグラスが空いてしまいそうです。

サッポロライオン ファンミーティング ペアリング

2品目はアメリカ産ラセットバーバンク種という品種のポテトチップスとフライドポテトと、栗やサツマイモのような味わいがある品種「インカのめざめ」のポテトフライです。同じイモでも、厚さや揚げ方で味が違うことが分かるようにと調理したとのこと。 ケチャップを付けて食べると、合わせるビールの味が変わるとのことで、そちらも試してみては?と提案もありました。

サッポロライオン ファンミーティング ペアリング

3品目は、ビヤホールウインナー、ガーリックウインナー、チーズウインナー(モッツアレラ、ゴーダ)です。オリジナルレシピのビヤホールウインナーとガーリックウインナーは塩分が濃いめで、ビールによく合うとのこと。料理長によると、ペアリングに正解はなく、自分の好みの組み合わせを見つけ楽しめばいいそうです。皆さんと意見を交換しながら、いろいろと食べ合わせてみます。

スタッフさんおすすめのペアリングはこちらです。 ・「黒ラベル」&塩ゆで枝豆、フライドポテト、ビヤホールウインナー ・「琥珀ヱビス」&ペペロンチーノ仕立て枝豆、インカのめざめ、ガーリックウインナー ・「ヱビスプレミアムブラック」&炙った枝豆、ポテトチップス、チーズウインナー

ライオン式の締めは声高に!

サッポロライオン サッポロ ヱビス ファンミーティング

いろんな体験をし、ビールを片手に皆さんとお話ししていると、あっという間に終わりの時間になってしまいました。 いよいよ最後の乾杯なのかなと思っていたら、なんとライオン式締めがあるそうです! それは「ライオン ハイ 三唱」というもの。 やり方は、手拍子しながら掛け声「ハイ」×3回、それを3回繰り返します。最初は小さい声で始めて、段々と声を大きくして、最後の「ハイ」の時は天高く響くように!

だんだんと盛り上がる様子にテンションはMAX!これで解散なんて、なんだかもったいない気がしますが、この雰囲気の中、明るく解散するのもいいかもしれません。

「ファンミーティング」に潜入し、銀座ライオンのビールへの熱い想いとこだわりを知り、ファンの皆さんがとても楽しそうに過ごす時間を共にしたことで、より銀座ライオンのビールをおいしく飲むことができました。 一度参加すれば銀座ライオンの虜になってしまいそうな「ファンミーティング」、これからも開催してほしいです!

創業120周年 ライオンファンミーティング(開催終了)

〇開催日時:2019年8月3日(土)12:00~14:00
〇会場:ビヤケラー東京 新橋店(港区新橋2-19-10新橋マリンビルB1F)
〇会費:3,000円(税別)

■サッポロライオン HP
https://www.ginzalion.jp/top.html

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