アストロズがエンゼルス3連戦をスイープ 大谷は無安打

【エンゼルス2-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

アストロズは、8回裏に一挙7得点のビッグイニングを作るなど、エンゼルスに11対2で大勝。本拠地ミニッツメイド・パークでの3連戦をスイープし、連勝を4に伸ばしてヤンキースと並ぶリーグ最高勝率の座をキープした。今季132試合消化時点で85勝47敗となり、残り30試合を勝率5割で終えても100勝に到達できる計算に。3年連続のレギュラーシーズン100勝達成となれば、2002~2004年のヤンキース以来15年ぶりの快挙となる。アストロズ先発のフランベル・バルデスは、6回2安打1失点の好投で今季4勝目(6敗)をマーク。一方、エンゼルス先発のハイメ・バリアは6回途中3安打2失点の力投を見せるも、今季7敗目(4勝)を喫した。

初回にヨルダン・アルバレスのサードゴロの間に1点を先制したアストロズは、2回表にアンドレルトン・シモンズの6号ソロで同点に追い付かれたものの、4回裏にジョシュ・レディックのタイムリーで勝ち越しに成功。7回裏にはマーティン・マルドナードの9号2ランでリードを3点に広げた。さらに、8回裏には打者11人を送り込む猛攻を見せ、アレックス・ブレグマンのタイムリー二塁打、エイブラハム・トロのタイムリー、テイラー・コールの暴投、レディックの2点タイムリー二塁打、ホゼ・アルトゥーベの24号2ランで大量7点を追加。9回表に4番手のクリス・デベンスキーがブライアン・グッドウィンの13号ソロで1点を失ったが、大勢に影響はなかった。なお、エンゼルスの大谷翔平は四球、見逃し三振、セカンドゴロ、セカンドゴロで3打数ノーヒット。今季の打率は.298となった。

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