【U-18W杯】高校Jが子供たちと交流 佐々木は「ろうき」 奥川が呼ばれた名は?

佐々木、奥川らU-18代表選手が野球教室に参加【写真:編集部】

侍ジャパンが実施している野球振興「みらいの侍」プロジェクト

 野球日本代表侍ジャパンが行っている野球振興「みらいの侍」プロジェクトが26日、神宮球場で行われる高校日本代表対大学日本代表の試合の前に行われ、30日から韓国・機張(きじゃん)で開催される「第29回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に参加する高校日本代表が、子供たちと触れ合った。

 球場に到着した選手たちはまずは子供たちとランチ。胸にはニックネームが書かれた自筆のシールを貼っていた。坂下翔馬主将は「しょうま」、佐々木朗希投手は「ろうき」。野球少年たちと笑顔でサンドイッチをほおばり、楽しい時間は始まった。

 ランチを終えると、20人の選手と監督、コーチがグループに分かれ、ボールとグラブ、バットを使った“野球ゲーム”を実施。巨人やヤクルトのNPBの野球振興を携わるスタッフと協力し、野球の楽しさを伝えた。

 最後は参加者と保護者らと記念撮影。選手たちも最初は緊張していたが、時間の経過とともに笑顔が増えた。子供たちから「やすくん」と呼ばれていた奥川恭伸投手は「こういう機会はなかなかないので、野球を知ってくれる子供が増えてくれればうれしいです。(やすくんと呼ばれて)今日は楽しかったです。こういう気持ちを持って、自分も純粋に野球を楽しんで行こうと思います」

 中には大きな当たりを打つ男児や強い球を投げる子もいて、「上手な子がたくさんいました。将来、日本を代表する選手も出てくると思うので、上の舞台で対戦できたらいいなと思います」とグラウンドでの再会を約束し、子供たちにとっての夢の時間は終わった。(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)

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