第2回Smart China Expoが重慶で開幕

第2回Smart China Expoが重慶で開幕

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【重慶(中国)2019年8月23日新華社=共同通信JBN】中国西部の重慶は、その美しい風景ではなく、そのスマートエッジにより再び世界の注目を浴びることになろう。

重慶は8月26日から29日までSmart China Expo(SCE、スマート・チャイナ・エクスポ)2019を開催する。「Smart Technology: Empowering Economy, Enriching Life(スマートテクノロジー:経済を活性化し、生活を豊かにする)」をテーマとする4日間のイベントは、科学技術省、工業情報技術省、中国科学院、中国工程院、中国科学技術協会、重慶市人民政府が共催する。

重慶は、火鍋、夜景、8D魔幻地形、伝統的製造業を特徴とする都市として広く知られている。2018年8月に重慶が第1回SCEを開催して以来「テクノロジー」「イノベーション」「インテリジェンス」「スマート」などの新しいラベルが同市のイメージに追加された。このイベントに参加する国内外のゲストは、重慶の自然の美しさと文化的な魅力に畏敬の念を抱き、重慶の質の高い発展と生活の輝かしい展望に楽観的になる。

前回よりもさらに多くのものを提供するSCE 2019によって、業界関係者は再会し、スマートテクノロジーの最新の発展を見ることができる。388人のVIPゲストと843社の企業が今回のイベントに参加し、ビッグデータ・インテリジェンス業界の発展に関する知見を共有する予定だ。

イベントの組織委員会によると、幅広い分野から計388人のVIPゲストがこれまでに出席を確認しており、これは昨年に比べ249人増となっている。シンガポール、英国、イタリアが今年の名誉ゲストとなる。さらに、ビッグデータ・インテリジェンスの著名な学者128人が参加を確認している。この中にはノーベル賞受賞者13人、チューリング賞受賞者4人、フィールズ賞受賞者2人、国際組織および機関の責任者6人、国内外の著名な学者52人が含まれている。

出展者では、28カ国・地域から843社が参加を確認しており、第1回SCEに比べ306社増となった。今回の展示会には、Google、Qualcomm、ソニー、Kawasaki、インテル、シュナイダー、三菱電機、SKハイニックス、STマイクロエレクトロニクス、アリババ、Tsinghua Unigroup、ZTEなど国内外のトップ500社および業界リーダーが参加の予定で、今年のイベントは前回に比べより国際的で専門的なものになろう。

SCE 2019は、ビッグデータと業界の組み合わせに重点を置いた一連の会議、展示会、コンテストおよびフォーラムを設定している。開会式とサミットに加え、計46のフォーラムが開催される予定。i-VISTA Grand Challenge、International Drone Race Performance(国際ドローン・レース・パーフォーマンス)、China-Singapore Industrial App Innovative Contestなど計8つのコンテストが既に開始された。

一連の業界標準、インデックスリポート、ホワイトペーパーがイベント期間中にリリースされる予定で、これらは中国のビッグデータ、5G技術、情報セキュリティー、人工知能、産業インターネットの発展をカバーする。

スマートライフ体験を向上させるため、SCE 2019では、4つのインタラクティブな体験のための会場と50を超えるリアルライフシナリオを設定する予定。同時にChongqing International Expo Center(重慶国際博覧中心)の全ての会場と屋外のスマート体験エリアはイベント期間中、5Gネットワークでカバーされ、ビジターは5Gエコロジーを体験することができる。

重慶はSCEの常設開催地であり、このスマートシティーを協力のために開かれた場所にしている。重慶は世界中の友人たちと協力する用意があり、スマート業界の成長を促進し、デジタル経済のより良い未来を創造していく方針である。

公式ウェブサイト:https://www.smartchina-expo.cn/En-index.shtml

ソース:The SCE Organizing Committee