【侍J壮行試合】高校日本代表が5回を終え1点リード! 佐々木156キロ&西151キロをマーク

侍U18壮行試合に先発した高校代表の佐々木朗希【写真:荒川祐史】

先発の大船渡・佐々木は最速156キロをマークし1回無安打2奪三振無失点で降板

 30日から韓国・機張(きじゃん)で開催される「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のU-18高校代表は26日、明治神宮野球場で大学日本代表と壮行試合を行い5回を終え4-3でリードする展開となっている。

 先発の大船渡・佐々木は初回。宇草を左飛、続く小川に対しては3球目にこの日、最速の156キロをマークし最後はスライダーで空振り三振。柳町にはフルカウントから152キロの直球で空振り三振を奪い1回無安打2奪三振無失点で降板となった。

 打線は2回に先頭・石川が中前に落ちるラッキーな二塁打で出塁すると、続く遠藤の打席で大学日本代表の捕手・海野が石川のリードが広くなったところに二塁へ送球。だが、遊撃・小川がグラブで弾くとボールが中堅へ転々とする間に石川が一気に生還し先制に成功した。

 2回は興南の左腕・宮城が登板。1死から郡司に右前打を浴びると2死一塁から海野に中前打を許し一、三塁のピンチを背負ったが最後は丸山を見逃し三振に仕留め無失点。3回も続投し3者凡退の好投を見せる。

 4回は大学日本代表の3番手・東洋大の村上から石川、遠藤の連打などで2死一、二塁のチャンスを作ると熊田が中前適時打を放ちリードを広げた。

 だが、大学日本代表はその裏。無死二塁から牧が左翼線へタイムリー二塁打を放ち1点を返すと、さらに1死二塁から佐藤が右前タイムリーを放ち同点に。さらに海野が左翼ポール際に飛び込むソロを放ちこの回一挙3点を奪い逆転。

 それでも高校日本代表は4番が奮起。5回2死一、二塁からこの日2安打を放っている石川が左翼フェンス直撃の2点タイムリー二塁打を放ち逆転に成功した。

 高校日本代表は5回から創志学園・西がマウンドに。元山の代打、安本を空振り三振。続く宇草には右前打を浴びたが小川を一ゴロ、柳町を空振り三振に仕留めた。西の最速は151キロ。(Full-Count編集部)

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