てんたかく全て1等 JAとなみ野、19年産米初検査

てんたかくの品質を調べる検査員

 JAとなみ野は26日、砺波市五郎丸の同JAとなみ野ライスターミナルで、管内で収穫された2019年産米の初検査を行い、わせ品種てんたかく10.8トン全てを1等に格付けした。

 砺波市内の担い手農家1軒が20日までに刈り取ったコメ30キロ入りの360袋を検査した。検査員が粒ぞろいや形、水分をチェックした。品質は前年並みで、未熟粒は前年より少なめだがカメムシの被害はやや多いという。

 新米は27日から道の駅砺波で販売するなど県内の小売店に流通する。検査を前に土田英雄同JA常務理事が「いいコメが入り安心している。コシヒカリも品質の高いものを生産したい」とあいさつした。

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