気象庁は、長崎県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
長崎県
平戸市付近 約110ミリ(午前10時30分)、佐世保市(宇久地域を除く)付近 約110ミリ(午前11時20分)、佐々町付近 約110ミリ(午前11時30分)
長崎県では、前線や湿った空気の影響により、局地的に雨雲が発達している。27日午前6時台には対馬市で記録的短時間大雨情報が発表されたが、その後は南側の地域にも発達した雨雲がかかり始めている。なお、午前10時30分には対馬に加えて、佐世保市や平戸市などにも土砂災害警戒情報が発表された。
記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。