「Play of the Week」はメッツ・デービスの好プレイ

日本時間8月27日、メジャーリーグ機構は今季第22週の「Play of the Week」にJ.D.デービス(メッツ)の好プレイを選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。デービスは、日本時間8月23日のインディアンス戦で、かつてのウィリー・メイズ(元ジャイアンツ)を思い起こさせる見事な背走キャッチを見せた。

日本時間8月23日に本拠地シティ・フィールドで行われたインディアンス戦、左翼の守備に就いていたデービスは両軍無得点で迎えた4回表一死走者なしの場面で、グレッグ・アレンが放った長打性の当たりを背走。最後は身体を完全にフェンス方向に向ける形になりながらも、打球を見事にグラブに収めた。

デービスは、この前日の試合でもインディアンスの守護神、ブラッド・ハンドからサヨナラ打を放つ活躍を見せており、攻守両面でインディアンス3連戦のスイープに貢献。今季ここまで打率.303、15本塁打、OPS.868と期待以上の働きを見せ、チームがワイルドカード争いに加わる原動力の1人となっている。なお、デービスが「Play of the Week」に関わるのは今回が初めてではなく、第21週に見事な本塁打キャッチを見せて「Play of the Week」を受賞したロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の「被害者」となったのがデービスだった。

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