レイズの初代オーナー・ナイモリ氏が死去 享年81歳

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レイズ(当時デビルレイズ)の初代オーナーとして、タンパベイの地に初めてメジャーリーグの球団を持ち込んだビンス・ナイモリ氏が日本時間8月26日に81歳で亡くなったことが明らかになった。日本時間8月27日にレイズが発表した。

メジャーリーグは、1998年にエクスパンション(球団拡張)を行い、タンパベイ・デビルレイス(現レイズ)とアリゾナ・ダイヤモンドバックスの2球団が新しく誕生したが、タンパベイ側のオーナーグループの中心を担っていたのがナイモリ氏だった。ナイモリ氏は球団創設から2005年までデビルレイズの初代オーナーを務め、その後、球団をストゥ・スターンバーグ氏に売却。現在に至るまで、スターンバーグがレイズのオーナーを務めている。

ロブ・マンフレッド・コミッショナーは「ビンス・ナイモリは、タンパベイ地域にメジャーリーグの球団を持ち込む原動力となった人物だった」と追悼のコメントを発表。「ビンスは、タンパベイの市場を信じ、球団創設に向けてのあらゆるハードルを克服していった。現在のレイズは、ストゥの下で優勝争いを繰り広げるチームとなっているが、それはビンスの尽力なしには成し得なかっただろう」とナイモリ氏の功績を称えた。

デビルレイズは球団創設からの8年間で最下位7度という屈辱を味わったものの、球団名をレイズに変えた2008年に球団史上初のワールドシリーズ進出。その後は、激戦区のア・リーグ東部地区に所属しながらもコンスタントにポストシーズン争いを繰り広げているが、その礎を築いたナイモリ氏の功績は高く評価されている。

なお、レイズはナイモリ氏への追悼の意を表し、追悼パッチをユニフォームにつけて今季の残り試合をプレイすることを発表している。また、次のホームゲーム(日本時間8月31日のインディアンス戦)では、試合開始前に追悼セレモニーが行われる予定だ。当日の詳細については、球団から追って発表される予定となっている。