好調・カージナルスが大勝 2位カブスと3ゲーム差に

【カージナルス12-2ブリュワーズ】@ミラー・パーク

4連勝中と勢いに乗るナ・リーグ中部地区首位のカージナルスは、初回に2点を先制すると、2回表には大量6点を追加。その後も小刻みに追加点を奪い、同地区ライバルのブリュワーズに12対2で大勝した。先発のアダム・ウェインライトが4回途中で降板したあと、2回1/3を無失点に抑える好リリーフを見せた2番手のジョン・ガントが開幕から無傷の9勝目。一方、ブリュワーズ先発のジオ・ゴンザレスは、5回9失点で今季2敗目(2勝)を喫した。連勝を5に伸ばしたカージナルスは、2位カブスとのゲーム差を3に広げ、地区首位の座をガッチリとキープ。3位ブリュワーズとのゲーム差は5.5に広がった。

初回にヤディアー・モリーナのタイムリーで2点を先制したカージナルスは、2回表にデクスター・ファウラーのタイムリー、マーセル・オズーナの3点タイムリー二塁打、ハリソン・ベイダーの2点タイムリー二塁打で6点を追加し、大量8点を先行。4回表にモリーナの5号ソロ、6回表にポール・デヨングの24号2ラン、8回表にデヨングの犠牲フライで追加点を奪い、12安打12得点の猛攻で大勝を収めた。2試合連続の2ケタ得点となったカージナルスは、好調な打線がチームの快進撃を支えており、5試合連続で6得点以上(合計43得点)。大量援護をもらいながらも4回途中で降板したウェインライトは「今日は打線に助けられたよ」と打線への感謝を口にしていた。

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