アスレチックス8イニング連続得点 合計19得点で大勝

【アスレチックス19-4ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

アスレチックスは、2回表と3回表に各5点を奪うと、その後も試合終了まで毎回追加点を奪い、8イニング連続得点をマーク。4本塁打を含む22安打19得点の猛攻でロイヤルズを圧倒した。大勝したアスレチックスは、貯金を再び20の大台に乗せ、この日試合がなかったレイズと並んでワイルドカード争いで2位タイに浮上。同じく試合がなかったワイルドカード首位のインディアンスとのゲーム差は0.5に縮まった。6回3失点と先発の役割を果たしたアスレチックスのホーマー・ベイリーが今季12勝目(8敗)をマーク。一方、敗れたロイヤルズは先発のブラッド・ケラーが2回途中5失点で今季14敗目(7勝)を喫し、試合終盤には野手2人を敗戦処理として起用せざるを得なかった。

2回表にジュリクソン・プロファーとジョシュ・フェグリーの押し出し四球、マーカス・セミエンの3点タイムリー三塁打で5点を先制したアスレチックスは、2点を返された直後の3回表にもセス・ブラウンとフェグリーのタイムリー、セミエンの23号3ランで5点を追加。4回表はクリス・デービスのタイムリーで1点、5回表はマット・チャップマンとマット・オルソンのタイムリー二塁打で3点、6回表はプロファーの16号ソロで1点、7回表はチャップマンの30号ソロで1点、8回表はフェグリーのタイムリーなどで2点と小刻みに追加点を奪い、9回表にデービスが19号ソロを放って8イニング連続得点となった。リードオフマンのセミエンは1人で7打点を叩き出す大活躍。チャップマンは、三塁手としてはサル・バンドー(1969年)とエリック・シャベス(2001~2022年)に次いで球団史上3人目となるシーズン30本塁打を達成した。

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